JR特別委員会がありました
本日はJR芦屋駅南地区再開発事業調査特別委員会ということで
JR駅前再開発の委員会が開かれました。
事業費が高額になるということで事業費見直しをした結果を審査しています。
今回は今まで色々提案された市民案や街路事業などのケースの費用検討の結果が報告されました。そのうえで現行の計画が最善であるとしています。
今回の計画の交通改善はJR北側にも影響します。今回の資料にはありませんが、バス運行量を南側にも増やしていき、北側の混雑する交通を改善することも考えられています。
また乗用車は南側のロータリーに乗り付けることができるようになるので北側で路駐している迷惑な車も南に誘導することを考えられています。
結論は34.5億円の減額、市費負担は120億円が20.7億円減の99億円になりました。
予想以上の縮減が行われていますがスケールダウンしたなと感じます。
内的要因(行政内で削減がしたもの)
・公共用施設の縮小…… 10.3億円
・地下駐輪場の縮小…… 6.3億円
・二階デッキの縮小…… 5.6億円
・無電柱化の取消等…… 3.7億円
これで25.9億円になります。
外的要因(社会情勢によるもの)
・再開発ビルの単価見直し…… 1.2億円
・土地価格の変化…… 7.8億円
これで9億円になります。ただ道路工事は人件費が上がり0.4億円費用が増えたのでトータルで8.6億円です。これで合計が34.5億円になりました。
ペデストリアンデッキは前々から問題視されており、見直しされるだろうと予想していましたが、今回の議会の動きによって公共施設・駐輪場・無電柱化の削減が行われたと思います。そう考えると20億円くらいの削減成功になります。これは議会の成果かもしれません(僕は賛成したので寄与していませんが…)
ただやはりスケールダウンは否めず、地下駐輪場は狭くなって収容できる数が減り、足りない分は地上施設を用意して補うことになります。景観上の見栄えも良くないので地下空間の有効活用をしたい思いです、この計画だと原付を停める場所が無くなってしまうのでそこも対応をまた考えないといけません、また無電柱化も今回の工事とまとめて実施することで通常工事よりも安く実施できるのでこの二つは願わくばまとめて施工したいなという思いもあります。
ともかく市の提案する事業案に反対していた会派が今後提出される再開発予算に賛成するかどうかで事業が変わってきます。今後もより良い案にブラッシュアップできるように注視していきます。