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#GIZMODO - #サイコトロ二クス #ソ連 研究

2020.11.26 11:24

「GIZMODO - 福田ミホ 」様より

シェア、掲載。

ありがとうございます。

感謝です。


超心理学に最大10億ドル(約1050億円)投資してたソ連、研究は今も続く?

2013.12.31 12:00


当時の10億ドルったら…。


冷戦時のソビエト軍は、当時の米軍と同様に念力とかマインドコントロールの研究にかなりの金額がつぎ込んでいました。


ArXivに、そんなソビエト軍の「特殊な研究」についての詳細調査結果が掲載されていました。


ドイツのResearch Center of Advanced Robotics and Environmental Scienceのセルジュ・ケルンバッハ氏は、ロシアの技術論文や近年ロシア政府から公開された文書をもとに、ソビエト軍の超心理学研究の実態をまとめました。


対象期間は1917年から2003年で、ソ連崩壊から12年も経った時点まで含まれています。


超心理学研究は重視されたり、されなかったりしたんですが、なんだかんだでその間かかった費用は最大10億ドル(約1050億円)にも達していた可能性があるそうです。


超心理学、またはソビエト流にいうとサイコトロニクス(精神工学)は、今もある研究分野です。


ArXivブログでは「これらの研究は『人間の脳はある種の高周波の電磁放射線を受発信でき、他の物体に影響を及ぼすこともできる』という考え方に基づいたもの」だったと説明しています。


たとえばソビエトの研究者は、電磁放射線で植物や人間の免疫システムを刺激できると報告しています。


サイコトロニック兵器が人間の心を変えられるかどうかもテストされていました。


ケルンバッハ氏によれば、ソビエト(ロシア)の研究資金源は21世紀に入ってほぼ枯渇していて、でもだからってサイコトロニクスが完全にストップってことではありません。


Wiredいわく2007年には、米国土安全保障省が「サイコトロニック兵器の父」と呼ばれるイゴール・スミルノフ氏と関連する業者に興味を示していたそうです。


ちなみにスミルノフ氏は帝政ロシアの怪僧ラスプーチンみたいなちょっと独特のキャラクターで、今はもう亡くなってますが、とにかくつい数年前にもその人物につながる業者と米国政府が接触を持ってたってことです。


[Physics ArXiv Blog、Photo via vasabil/Shutterstock]

Sarah Zhang(原文/miho)