ユーラシアスタッフが語るおもい出と憧れの宿~その3~
ユーラシアスタッフが語るおもい出と憧れの宿~その3~は坂田、米村、河合宏美、渡邉、坪木、木村、舟田です。
■坂田愛
私がもう一度泊まりたい宿は、『星のや竹富島』。石垣に囲まれた特有の伝統建築が再現された家々が連なる敷地はまるで集落のよう。ここでは一棟が丸々自分のものです!シーサーに見守られながら、縁側でのんびりオリオンビールを飲んで過ごしましたが、本当にゆっくりと時間が流れていました。勿論お食事も最高、素敵な和食で朝から最高の気分でした。今思えば随分背伸びしましたが、頑張って働いて泊まったのが何よりも思い出深いです。
■米村嘉奈
3年前、家族旅行で回った東北6日間の旅。花巻温泉、乳頭温泉、大鰐温泉、男鹿温泉、どれも印象的でまた入りたい!温泉でしたが、一番印象に残っている温泉は「不老不死温泉」です。早朝、海を目の前に浸かる露天風呂は最高でした。まだ、山形へ行ったことがないので、次は銀山温泉や蔵王温泉へ行ってみたいです。
◼️河合宏美
今でも忘れられないホテル、それは成人祝いに泊まった「奈良ホテル」。外観は古都奈良にふさわしく重厚な和の趣。一歩中に足を踏み入れると一変!洋風の雰囲気が広がります。絨毯のひかれた幅広いゆったりとした木造階段に長い廊下。歩くと時折ミシミシと響く館内は、古き良き時代にタイムスリップしたような感覚に引き込まれます。歳を重ねた今、また再訪したいホテルです。
■渡邉紗千
世界文化遺産にも登録されている白川郷の合掌造り集落を見に岐阜県へ。合掌造りは、江戸時代からの建築様式とされており、積雪を防ぐために屋根はこのように急な角度になりました。私は2回白川郷へ行きましたが、初めて行った時はあまりの大雪と寒さで耐えきれず、見て早々に引き返すことに(泣) そして雪の季節でない時にリベンジ。いくつも民宿があるのを発見し、次行く時は観光だけでなく、宿泊もしてみたいと思いました。
■坪木鴻迪
年の暮れが近付くと、子供の頃のお正月を思い出します。大晦日は奈良ホテルに泊まって、夜は創業当時から変わらないレストランで食事をし、部屋で少しゆっくりしたら紅白が終わる前には宿を出ます。そして、静かな、冷え切った東大寺の境内を歩き、鐘楼を目指します。もうすでに長い列ができていますが、その最後尾に並べば誰でも除夜の鐘を突くことができます。子供のわたしにはホテルに戻ると用意されているあったかい甘酒が何よりの楽しみでした。
■木村愛香
私が絶対に泊まってみたいと思っているのは、北海道は札幌、定山渓温泉街付近にありますノースサファリサッポロが提供する冬のアニマルグランピングです。コテージとテントから宿泊タイプを選べ、目玉はなんと言っても動物と一緒に宿泊できるという点です。ウサギやハリネズミだけでなく、なんと、アザラシやコツメカワウソなどの動物と宿泊ができてしまう宿泊所なのです。動物を扱っている為、勿論注意点はいくつかあるようですが、愛らしいアザラシと過ごすことができたら、どれほど幸せなことだろうと妄想が膨らんでしまいます。昼間は併設する動物園で動物と触れ合い、夜はアザラシと見つめ合う…。体験型ふれあい動物園を掲げるユニークな施設であるだけに、刺激的な滞在になりそうです。アイラブアニマル!な方は是非訪れてみてはどうでしょうか。
■舟田加菜絵
突如立ち込める霧。F・ダラボン監督の『ミスト』だ、本多猪四郎監督/円谷英二特技監督の『マタンゴ』だと不安になりつつ、長いクネクネ道を車で登った先は、美ヶ原高原ホテル山本小屋。外は富士山、八ヶ岳、北・中央・南アルプスの大パノラマ!刻々と変わる景色を楽しめる展望風呂(美ヶ原高原唯一の温泉)は格別です。入浴後の、岩魚や信州牛に信州サーモン、高原野菜、旬の地物をふんだんに使ったお食事も◎。朝は雲海に浮かぶアルプス横目に、焼きたてパンや石窯ピザ、牧場直送の牛乳などを満喫。まさに至福の時。味は勿論、量の多さに感激です。また無料の天体観測やナイトサファリ、早朝絶景ツアーでも美ヶ原の魅力を存分に感じられ、おもてなしの心に敬服。ふらっと帰りたくなる宿です。