Strength~タロットジャーニー~
"Strength"(『力』)は、伝統的な並びでは11番目のカード。
大いなる秘術を意味する、大アルカナの第2ステージの始まりだ。
頭上にある無限マーク、すなわちレムニスケートは、
なんらかの "転換" を意味している。
わたしたち、ひとつだけでは出来てはいなく、
肉体は肉体の、魂は魂の意思を持ってる。
(さらにsomethinggreat を加えて三位一体。)
三位が一体。。。
それらがおんなじだったら話は簡単。
どんなに意識はクリアでしょうか。
けれど大抵はそこに「ズレ」がある。
(ホロスコープをみるとよくわかる。)
・・・人生って、・・・人生ですね。
肉体を得てスタートした魔術師(1)は、
やはり頭上にレムニスケートを付けている。
だって、愚者(0)は肉体の外にいる。
肉体を得るって転換地点。
そこでびっくりすることってけっこうあるぞ。
だってあまりに違うんだもの。
なに。なになにこの世界。
縛りも決まり(ご当地ルール☆)も多すぎる。。。
肉体を得るってこんなこと???
時間が、距離が、年齢が、
こんなにどうにもならないことだとは。
こんなに限りがあることだとは。。。
この苦しみを知ってなお、
愚者は崖から降りたかな?
" if " がないのはあの世もおなじ。
聞くも愚かなことですね。
(知らないからこそ『愚者』なのです。)
『10』は『運命の輪』
(『運命の輪』はタロットカードの四次元ポケット。"ワープ" を使えるカードなり。)
11daysリトリートの幕開けに、参加者さまのみた夢で、
*・゜゚・*:.。..。.:*・*:.。. .。.:*・゜゚・*
②次に目覚めた時は夢は覚えていなくて、数字が浮かびました。
14と10
それからタロットカードの力のカードのイメージも浮かびました。目覚めても身体はあまり動いていなくて、深く眠ったという感じがしました。
*・゜゚・*:.。..。.:*・・*:.。. .。.:*・゜゚・*
・・・と、いうものがありました。
『14』は『節制』
(『節制』の天使の持つ杯から杯への水の移し替えは "受精" の比喩です。)
はい。どれも "根源" に繋がるカード。
「はじまり」
「はじまり」
「はじまり」
(おわりははじまり)
まさに11daysリトリート。
看板に偽りなしですね。
グループワークはすごいし、
参加者さまはすごいなり。
まあまあまあまあ、わたしたち普段から、
(無意識領域で。)
"繋がって" いますものね。
こういったリトリートがもたらす恵みのひとつは、
それがあからさまになることです。
イメージが浮かんだという『力』は『11』
(『力』は『8』の配置もありますが、参加者さまのみた『力』は『11』の方でした。)
11daysリトリートに終わりを告げるリチュアルは、
水瓶座(11)の満月のことでした。
この『力』のカードには、わたしも見覚えがありまして。。。
5月の初めに、他のお客さまからのご依頼で、2016年のエネルギーを占った際に、この8月の位置に出て、逆位置でした。
そして今回のキーカードとなり、最後もやっぱり逆位置でした。
逆位置の解釈はさまざまですが、
今回の場合、葛藤が強く感じられました。
5月のときとおなじ体感。
エネルギーが抑えきれない。
わかってる。
「けど」
「けど」
「けど」
わかる。わかるよ人間だもの。
切ないね。
思う。思うよ。そりゃ思う。
「けど」
それだけのことなのです。
それぞれ(三位)の意識と現実が、
ただ同時に存在するだけ。
それぞれの意識と現実に、
順位などはないのです。
尊いですね。
。。。
"Strength"
力がなければ引かないよ。
それは能動の、なのではなく
まるっと包める受容の、力。
すべてはどうでもよいことだけれど、
これだけはほんとのお話。
タロットカードは、すなわち数字は根源だから。