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みらい接骨院・整体院

ギックリ腰の予防と対処

2020.11.28 01:00

こんにちは!

みらい接骨院・整体院の森本です。

今日は、前回ギックリ腰と寝違えが増えてくる時期ということをお伝えしましたが、この1週間が圧倒的にギックリ腰と寝違えでの受診が多かったため、ギックリ腰についてお伝えしていきたいと思います。

ちなみに、寝違えについては来週お伝えしますね!

まだまだ気温が下がりリスクが高くなるので、今のうちに出来る限りの対処をしていきましょう!

ギックリ腰とは?

「急性腰痛症」「腰椎捻挫症」といい、突発的に起こる腰痛のことです。

動き始めや腰の曲げ伸ばしや捻ったりした際に痛みの出る症状の軽いものや、動かなくても腰に強い痛みがあり、杖や人の支えがないと移動が出来ないほど症状のひどいものまでありますが、日常生活が困難になるものがほとんどです。

痛みの感じ方も、ズキズキと鋭い痛みを感じるもの、ドーンと重たく鈍い痛みのを感じるもの、ピリピリと神経痛のような痛みを感じるものなど様々です。


ギックリ腰の原因は?

腰部に負担が大きくかかることが原因となります。

腰を曲げてかがんだり、荷物を持ち上げたりすることで多く起こりますし、靴下やズボンを立って履いたり、座っている姿勢から身体を捻ったり、椅子から立ち上がったり、ベッドから起き上がるなど日常生活での動作が原因になることが多くみられます!

身体に疲れがたまっているとギックリ腰になりやすいですが、疲れを感じていなくても無理な姿勢で動くと腰への負荷も大きくなりギックリ腰を起こすこともあります。

また、腰椎椎間板ヘルニアや腰椎分離症などを罹患している方もギックリ腰の起因となりやすいです。

自律神経に負荷がかかるとギックリ腰を引き起こす要因にもなるので、寒さで自律神経に負担がかかりやすいこの時期は日常生活でストレスを抱えている方は注意が必要になります。


ギックリ腰の対処は?

まずは安静にすることが1番大切です!

痛みが強い場合はアイシングをすることで抑えることができます。ただし冷やしすぎは逆効果になるため20分程度にしておきましょう。

動ける程度まで落ち着いたら、受診することをおすすめします。

ただし、痛みがひどい状況での強いマッサージやストレッチは症状を悪化させてしまうため、痛みがある程度治まるまでは、アイシングや湿布・痛み止で痛みを抑えること、コルセットやサラシで腰を固定し負担をかけないことが最善です。

また、全く動けず痛みがひどい場合には救急車を呼ぶことも1つの手段でもあります。

1週間程で治ると言う方もいますが、それは症状によるため、治らない場合は放っておくと悪化し、慢性的な腰痛に繋がってしまいます。

症状が出てから早めに治療を行わなければ、治りはどんどん遅れていきます。


ギックリ腰の予防は?

ギックリ腰の最大の要因は腰への負担です。

見直すポイントは大きく2つで、

1つ目は「姿勢」、2つ目は「股関節、腰、背中の動き」です。

反り腰や猫背、O脚やX脚は腰に大きな負担のかかる姿勢になりますし、股関節・腰・背中の動かし方・使い方は腰に負担をかけないために重要になります。

股関節や背中の動きの悪さは本来動きの小さい腰を大きく動かしてしまう原因になります。

この大きな2つのポイントは、それぞれ関係性が強く、姿勢が悪くなると股関節・背中の動きが悪くなり、股関節や背中が上手く使えないと姿勢も悪くなっていきます。

ギックリ腰を予防するために、姿勢を改善することはとても大切ですし、腰周りに違和感を感じた時点で、ひどくなる前に治療を行うのも有効となります。


ギックリ腰になると、本当に動くことが辛くなりますし、普段の生活で行っている動きが引き金になることが多い、とても恐ろしい症状です。

そのリスクを減らすために、少しでも姿勢を改善し身体への負担を少なくする動きを身につけること。

また、その痛みを引きずらないために、早めに治療を受けることを念頭に置いておきましょう。