ギックリ腰の予防と対処
こんにちは!
みらい接骨院・整体院の森本です。
今日は、前回ギックリ腰と寝違えが増えてくる時期ということをお伝えしましたが、この1週間が圧倒的にギックリ腰と寝違えでの受診が多かったため、ギックリ腰についてお伝えしていきたいと思います。
「急性腰痛症」「腰椎捻挫症」といい、突発的に起こる腰痛のことです。
ギックリ腰の原因は?
腰部に負担が大きくかかることが原因となります。
腰を曲げてかがんだり、荷物を持ち上げたりすることで多く起こりますし、靴下やズボンを立って履いたり、座っている姿勢から身体を捻ったり、椅子から立ち上がったり、ベッドから起き上がるなど日常生活での動作が原因になることが多くみられます!
身体に疲れがたまっているとギックリ腰になりやすいですが、疲れを感じていなくても無理な姿勢で動くと腰への負荷も大きくなりギックリ腰を起こすこともあります。
また、腰椎椎間板ヘルニアや腰椎分離症などを罹患している方もギックリ腰の起因となりやすいです。
自律神経に負荷がかかるとギックリ腰を引き起こす要因にもなるので、寒さで自律神経に負担がかかりやすいこの時期は日常生活でストレスを抱えている方は注意が必要になります。
ギックリ腰の対処は?
まずは安静にすることが1番大切です!
痛みが強い場合はアイシングをすることで抑えることができます。ただし冷やしすぎは逆効果になるため20分程度にしておきましょう。
動ける程度まで落ち着いたら、受診することをおすすめします。
1週間程で治ると言う方もいますが、それは症状によるため、治らない場合は放っておくと悪化し、慢性的な腰痛に繋がってしまいます。
症状が出てから早めに治療を行わなければ、治りはどんどん遅れていきます。
ギックリ腰の予防は?
ギックリ腰の最大の要因は腰への負担です。
見直すポイントは大きく2つで、
1つ目は「姿勢」、2つ目は「股関節、腰、背中の動き」です。
反り腰や猫背、O脚やX脚は腰に大きな負担のかかる姿勢になりますし、股関節・腰・背中の動かし方・使い方は腰に負担をかけないために重要になります。
股関節や背中の動きの悪さは本来動きの小さい腰を大きく動かしてしまう原因になります。
この大きな2つのポイントは、それぞれ関係性が強く、姿勢が悪くなると股関節・背中の動きが悪くなり、股関節や背中が上手く使えないと姿勢も悪くなっていきます。
ギックリ腰を予防するために、姿勢を改善することはとても大切ですし、腰周りに違和感を感じた時点で、ひどくなる前に治療を行うのも有効となります。
ギックリ腰になると、本当に動くことが辛くなりますし、普段の生活で行っている動きが引き金になることが多い、とても恐ろしい症状です。
そのリスクを減らすために、少しでも姿勢を改善し身体への負担を少なくする動きを身につけること。
また、その痛みを引きずらないために、早めに治療を受けることを念頭に置いておきましょう。