Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

遺失物保管所

大阪フィルハーモニー交響楽団:第501回定期演奏会

2016.08.25 10:00

2016年8月25日(木)


「大阪フィルハーモニー交響楽団:第501回定期演奏会」


フェスティバルホール


大フィルの定期演奏会の時は毎度恒例となっているプログラムの色確認。


チラシで使われてる色なので分かってはいるけど、プログラムを貰って生で確認すると何故か毎回嬉しい(笑)


今回は紫でした(*´ω`*)


今回の定期演奏会の指揮者は、映画のトークショーや大阪クラシックのPRミニコンサートと、何故か本番の定期演奏会前に姿を見る事が多かった大植さん。


前回が区切りの500回、今回が新たな出発の501回。


500回は首席指揮者のみちよしさんで、501回も節目なので、大フィルと繋がりの強い元音楽監督で現在は桂冠指揮者の大植さんなのかなぁ〜多分。


メインとなる後半は、

大フィル=朝比奈さん=ブルックナー

と、だからか大フィル超王道のブルックナーで曲はブルックナー最後の9番。


みちよしさんとは違った角度から、以前大フィルの音楽監督を務められてた大植さんは、朝比奈さんから築き上げてきた大フィルを思ってこの曲を選ばれたのかなぁと、勝手に想像。


舞台の上でパフォーマンスしたり、観客を喜ばそうとする大植さんが、マイクを持って話すことすらせずに誠実に音楽と向き合って心を込めて指揮をされてたのが印象的だでした。


演奏を聴いたあとから気がついたのですが、プログラムに書かれてる大植さんの挨拶を読んで納得。

開演に先立ちまして、私が畏敬の念を抱いてやまない朝比奈先生のお言葉で、皆様とだい501回定期演奏会を分かち合うメッセージとさせていただきます。「人の心を動かそうとするのであれば、まず、自分の心に相手よりも強い意志が必要になります。その一つが「情熱」です。また大切なのは、心。口に出さなくても、熱意というものは体からあふれ出すものです。熱意と情熱があれば必ず相手に伝わります。人の心を動かすのは、結局は人の心なのです。」


大フィルはノリと勢い?で演奏する為か出来にムラがあるように実は普段感じてます。

正直私が聴いた日は緊張が切れて不協和音的なモノを感じる箇所が有ったりしました。


しかし、それを気にさせない大植さんの熱い思いを感じました。


大植さん独特の不思議なテンポ?も普段よりは少なめだとは思うケドそれも気になりませんでした。


なんて言うか、気持ちがすべてを超えてました。


演奏が終わった後、タクトを下ろさずじっとしてる姿は今までの大フィルでの出来事がこみ上げて来てたようだったなぁ

そんな思いが伝わったのか、観客も拍手せず静寂が暫く続いたのが印象に残りました。


【プログラム】

指揮:大植英次

曲目:

小倉朗/管弦楽のための「舞踊組曲」

ブルックナー/交響曲第9番 ニ短調 (ノヴァーク版)



毎度恒例の浅川さんの小小梅さんレポ
































***********************************

来月はインバルさんのマーラーだけど、今回は前半トップやった人達がトップやりそうな気がする。


フルート⇒うえたんさん

オーボエ⇒大森さん

クラリネット⇒金井さん

トランペット⇒篠崎さん


大ハズレ予想だったら恥ずかしいので下にコッソリ書きました(汗)


尚、前半の『管弦楽のための「舞踏組曲」』は、ブルックナーの前に演奏するなら、オーケストラの音の感じが似てて相性がいい曲だなぁ〜って印象でした。


日本人作曲家だからなのか、奏者が手拍子するのが1番印象に残ってます。


...実はそこまでガッツリとした長い曲で無いために、フルートトップうえたんさんとオーボエトップ大森さんがなんか楽しそうだなぁ〜(実はこの組み合わせ好きなのです)と、萌えてるウチに終わりました(ーー;)