「大将いつもの!」って言うみたいに私はプラトニックラブ希望で
大将がいる回転寿司かなんかで
常連のお客が、
「大将!いつもの!」
って言うように、
私は恋愛関係に発展する
男性にこう言いたい。
「わたし、
プラトニックラブ希望で!」
はじめに、
「肉体的な欲求を離れた、
精神的恋愛のこと」である。
心と心の結合だけで
恋愛をする。
プラトニックラブを求める人の中には、
キスをするのはOKという人がいたり、
手をつなぐだけでもNGという人も
いたりする。
「肉体関係を持たない」
ということが定義なので、
それ以外はそれぞれの概念なのが
プラトニックラブである。
私は恋愛において
良い感じになった男性に
「わたし、プラトニックラブが良いので」
なんて言えない。
言えないのだが私は、
「プラトニックラブを支持している」と
相手に話せる日を夢見ている。
大将がいる回転寿司かなんかで
常連のお客が堂々と
「大将!いつもの!」というように
私も自分の恋愛観に自信をもって
言えるようになりたいのだ。
「わたし、
プラトニックラブ希望で!」
と。
プラトニックラブを
支持しているのは
「幻想的で美しい関係だから」
という夢見心地に酔っているからではない。
これについては
表現が難しいのだが、
私は相手と深く話したり、
お互いの意見で熟考して
価値観を融合させることの方が
肉体の融合よりも
甘美だと思っているのだ。
そう思った結果が
「自身のプラトニックラブの支持」
につながっていると考える。
これはサピオセクシャルの
わかりやすい特徴と言えるかもしれない。
(※サピオセクシャルとは
知性に魅力を感じるセクシュアリティのこと)
手が器用な人がいれば
不器用な人もいるように
この世界には
愛し方、愛され方が違う人が
たくさんいると私は思う。
でもそれは
”違う”という欠点ではなく
”個性”なのである。
私はよく周囲から
”個性的”と言われるが、
今回もまたその”個性”が一つ増えた
と思っている。
今回はきっと
私にとって数個目の”個性”。
個性、
個個性、
個個個性、
になろうとも
色んな個性の”個”を
積み上げていきたい。
次は何個目の、
そしてどんな
”個性”が増えるだろうか?
200円の皿
500円の皿
800円の皿
色が異なる寿司皿を重ねるように、
また個性も。
■追記
タイトルの画像は
私が「プラトニックラブ」から
イメージして描いたものです。