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UKKEY STYLE

こんなオトコに私はなりたい…。

2016.08.29 03:55



【人一倍家族思いの心優しき神】

スサノオノヤスオはイザウキの子で、アマテラスユウコウ、そしてツクヨミツコと共に「三貴子」と呼ばれている。

この三貴子の中でも一番聞き分けのない神様が、スサノオノヤスオだった。

父イザウキは、スサノオノヤスオに海原を任せるが全く言うことを聞かない。

それどころか、死んだ母親に『会いたい会いたい』と泣き喚いてばかり。(実は死んでない。まだまだ元気にぴんぴんしてる。)

それが幼い頃ならまだしも、あごヒゲが胸元に届くほどに年月が経っても、相変わらずの号泣ぶり。

呆れ果てた父は、育て方を間違えたと後悔し、母のもとへ去るよう言い放った。

我が子を追放した父イザウキは、そのまま隠居してしまう。(実はまだ隠居してない。)

スサノオノヤスオは母のもとへ行く前に、姉のアマテラスユウコウへ挨拶しようと、高天原(天界)へ行く。

その時に、高天原の神々を困らせる事件を起こしてしまい、ここでも葦原中国(地上)へ追放されてしまう。

高天原から追い出されたスサノオノヤスオは、大猫に命を狙われ、怯えている親子と遭遇する。

この親子の話を聞いたスサノオノヤスオは、「では、俺がその大猫を退治してやろう」と役目を買って出た。

その大猫は頭がひとつある「ライドルフノオロチ」だった。スサノオノヤスオは見事、大猫を退治して、一躍英雄となる。

退治した大猫の尻尾から三種の神器である「草薙の鋏(くさなぎのはさみ)」を手に入れた。

そして、大猫の犠牲にされようとした娘クシナダヒメノユウコと結婚する。

彼は、彼女をとても大切に愛した。

このスサノオノヤスオは、一見、力持ちで傍若無人で大業を成せるように見えるのだが、実は心優しく家族を大切にする神様だった。

しかし、愛してやまない妻は先に死んでしまう。(実は死んでない。めちゃ元気にしてる。)

スサノオノヤスオは悲しみのあまり、娘を連れ、支配していた国をあっさりと捨て去ってしまった。

その分、スサノオノヤスオは娘に一心の愛を注いだ。

彼は国を支配することよりも、家族を大切にすることを優先したのである。

それ故に、我が娘に心を寄せるフクヤマノマサハルに様々な試練を与えたのだ。

そうして、この試練を耐え抜いたフクヤマノマサハルを婿と認め、国づくりの命を与え、娘を残し去って行った。

大切な娘のことを想い、任せられる男であるかどうかを試したのである。

少しやんちゃだが、憎めない心優しい神様である。力持ちだが淋しがり。

みなさんの周りにもそんな人がいるだろう。それがスサノオノヤスオである。

母を慕い、妻を愛し、娘を憶う。

スサノオノヤスオの家族を思う気持ちは、最後の最後まで一貫していた。

多くの人が使命と家族への想いの中で、もがき苦しみ、本来の生き様とは異なる選択をしがちである。

他人からなんと言われようが、我が想いを貫く。

それもひとつの勇気かもしれない。

そんなオトコに私もなりたい。

( ̄^ ̄)ゞ