テレビマンのお客様は「視聴者」ではない
こんにちは、ZOOMYです!
拙著「テレビマンやめました。」を出版してから1ヶ月以上が経ちました。
おかげさまで、みなさまからたくさんのご感想をいただいております。
本当にありがとうございます。
今回は、書籍を出した後に僕が「経営者」として気づいたことがあったので、
その考えをシェアしたいと思います。
書籍の内容で、僕がテレビマン時代に一番悩んだこととして、
「視聴者との向き合い方」があります。
僕がテレビ業界を志した理由は、
映像の力でたくさんの視聴者に幸せになってほしかったからです。
しかし、実際のテレビ業界は違いました。
僕は、映像を作る過程で、たくさんの妥協を強いられました。
「本当にこんなレベルの脚本や準備で放送していいの?」
とスタッフ全員が疑問を感じながら、撮影したこともあります。
僕には、それらが視聴者への裏切りのように思えたのです。
そして、そのような制作を押し付けてくるテレビ局を、
とても恨みに思い、苦痛に感じることもありました。
視聴者の幸せを願うなんて、夢のまた夢でした。
結局、僕はテレビ業界に見切りをつけ、
視聴者のみなさまに直接映像をお届けする事業を始めました。
ZOOMY VIDEOとして起業してからの1年間は、とても楽しい毎日です。
自分の作った映像で、誰かが幸せになるのを直で感じたり、
感謝してくれたりするこの仕事は、とてもやりがいがあります。
これからもずっと続けていきたいと思います。
さて、そんな中で、僕はひとつ気づいたことがあります。
それは、「テレビマンのお客様は視聴者ではなかった」という真実です。
僕は間違った認識で仕事をしていたのです。
では、テレビマンにとってのお客様とは一体誰でしょう?
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思いつきましたか?
すごーーーく当たり前の話なので、拍子抜けしてしまうかもしれません。
それだけ僕が未熟だったという話ですので、ご了承ください。
答えを言います。
テレビマンにとってのお客様とは、雇ってくれている社長やテレビ局です。
そして、社長やテレビ局にとってのお客様が視聴者です。
僕はそれを履き違えていたから、10年間も苦しんだのです。
これがわかっていれば、テレビマン時代はもっと楽に働けたと思います。
僕は散々悩んだ結果、起業して、
今では視聴者のみなさまに心から満足していただける仕事をしています。
ですから、これはこれで良かったのかもしれません。
また、テレビ局が視聴者の幸せを心から願っているとは思えない部分も多々あります。
テレビ業界にしがみついていたら、僕はいつまでたっても
「視聴者を幸せにする」という初心を叶えることはできなかったでしょう。
こういう気づきを得たのは、起業して経営者の視点を身につけたからです。
1スタッフのままでは、ずっとわからなかったかも知れません。
勉強って本当に大事だな、と思う今日この頃です。
PS.
そんな僕のテレビマン時代の葛藤を描いた電子書籍を、
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メルマガでは、僕のつたない育児の話なんかも書いております。笑
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PPS.
起業してから1年間で作った映像が、もうすぐ100本いきそうです。
もっと多くの人々に映像で幸せを感じてもらえるよう頑張ります!^^
↓↓ ニューボーンムービー(サンプル)