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「第二の家」ブログ|藤沢市の個別指導塾のお話

大学ブランド力ランキングから見る「国公立大学」が選ばれる理由

2020.11.29 15:05


日経BPコンサルティングさんによる「大学ブランド・イメージ調査」の結果が先日発表になりました。


これは、各地域のビジネスパーソン(お仕事をしている人)に各大学の認知やイメージを尋ねたものです。各項目をポイントにして、ランキングを出しています。


首都圏のトップ20は以下の通りです。


また、リセマムさんのサイトによると、各地方の大学ブランド力ランキングは以下の通り。

【北海道】 1位:北海道大学 2位:小樽商科大学 3位:北海学園大学 【東北】 1位:東北大学 2位:国際教養大学 3位:東北学院大学 【北関東】 1位:筑波大学 2位:茨城大学 3位:群馬大学 【甲信越】 1位:信州大学 2位:新潟大学 3位:山梨学院大学 【首都圏】 1位:東京大学 2位:早稲田大学 3位:慶應義塾大学 【北陸】 1位:金沢大学 2位:金沢工業大学 3位:福井大学 【東海】 1位:名古屋大学 2位:中京大学 3位:南山大学 【近畿】 1位:京都大学 2位:大阪大学 3位:近畿大学 【中国】 1位:岡山大学 2位:広島大学 3位:ノートルダム清心女子大学 【四国】 1位:愛媛大学 2位:徳島大学 3位:松山大学 【九州・沖縄・山口】 1位:九州大学 2位:福岡大学 3位:熊本大学


国公立大学の人気が高いことがうかがえますね。


現代は大学のブランド力というのはあまり気にされない時代とも言われていますが、まだまだ国公立大学信仰というのは根強いものです。では、一体どんなところが魅力なのでしょう。



なぜ国公立大学が選ばれるのか


上記は、大学を学生数と偏差値で配置したマトリクスです(少し前のデータです)。私立大学と国公立大学は入試の仕組みが違うため分けて書いてありますが、国公立大学入試は科目数も多く難易度も高い傾向があります。


その中でも国公立大学が選ばれる理由としては、上記のブランド力に加え「設備や環境(先生含む)が整っている」「学費が安い(近年はそうでもないところも多い)」「就職に有利(パイプが太い)」などが挙げられます。


また、地方でいえば、人気の私立大学が首都圏に集中しているため国公立の競合に成り得る大学が少ないことも、選ばれる理由の一つとして挙げられるでしょう。さらに、各高校の評価の一つが国公立大学への進学実績ということからも、優秀な学生が国公立大学に集まる理由がわかります。その「人」も、国公立大学の大きな魅力ですね。


まとめておきましょう。


国公立大学が選ばれる理由


国公立大学を目指す人への注意点



最後に付け加えです。


上記の通り、国公立大学は人気です。やりたいことが明確な場合、国公立大学には魅力的な設備が揃っているのでそこが自然に第一志望になることも多いです。


ただ、『3年制の公立高校から国公立大学への進学が難しい3つの理由』でも説明した通り、公立の3年制の高校から国公立大学に進学するのは至難の業です。早め早めの準備を心がけましょう。多くの高校では、一年時から本気で狙わなくては手が届かなくなってしまいます。『神奈川県近隣公立高校から国公立大学へ進学のデータを見てみる』などのデータもご参考になれば幸いです。


価値観多様化の社会の中で、高校生からでも手軽にビジネスを始められるようになった現代、「とりあえず大学へ」の時代は終わりを迎えつつあります。ただ、まだ多くの人にとって、夢を叶える近道がそこににあることもまた事実です。


結局自分の人生は自分でしか責任がとれませんからね。様々な情報を取り入れ、活用し、知恵をつけ、どうか素敵な進路が選択できますように。


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