バリアフリーのその先へ
こんにちは、松本佳奈です。
「一曲入魂、歌いませんか?」
とお誘いいただいて、28日はちょこっと歌ってきました。誘いをくれたのは、埼玉に住む音楽仲間、朝霧裕さん。通称だっこさん。
だっこさんと知り合って、はや10年以上!東京や埼玉でたびたび一緒にライブをしてきました。
だっこさんに抱っこしてもらう次男ベッカム(0歳3ヶ月)。ニッコニコ。
だっこさんはウェルドニッヒ・ホフマン症という、筋力が発達せず徐々に弱くなる「脊髄性筋萎縮症」のため車椅子で生活していますが、24時間の介助サポートを得てひとり暮らし作詞作曲、執筆、コンサートの企画や学校講演など、精力的に活動しています。
そしてもう一人、この日の主催、小沢綾子さん。
綾子さんは私が住む木更津市のお隣、君津市出身なんです。
20歳の時に進行性の筋ジストロフィーと診断され、徐々に筋力が低下していく中、学校や老人ホーム、海外にも渡航し、筋ジスについての認知活動に取り組んでいます。
この日、君津でだっこさんと綾子さんがライブするとのことで、
さらに育色工房いくちゃんがライブペイントで参加するよ!とのことで、
もうそれは行くしかないなと(笑)
11月末までライブはお休みしようと思っていたけど、フライング産休明けしてしまいました。
今の世の中の情勢的に、コンサートの開催ってどうなの?という心配の声もあったかもしれませんが…
超ソーシャルディスタンス!
The 山の中!
換気抜群の野外コンサートだったのでご安心ください。最高のロケーション!
ギターはお馴染み、奥野裕介さん。
「また開催しようね」と言って、二度とできないライブはいくつもあります。今年は特にそれを感じた一年でした。だからこの日は、参加できてよかった。
来年木更津で、だっこさんと綾子さんをお招きして、「生活する上で実際こんなことが困る」をみんなで考える座談会をしたいなーとぼんやり考えています。
たとえば、木更津から東京に出るのにとても便利なアクアライン高速バスは車椅子で乗れなかったり。
日常の中の「困る」を出し合うことで見えてくる世界があるんじゃないかなと。
打ち上げはあったかい鍋!美味!
鍋を囲みながら話すような会ができたらいいな。
会場でお聴きくださった皆さん、配信をご覧下さった皆さん、有難うございました!
アーカイブご覧いただけます。
音響&ライブ配信担当はきみつネットさん!
だっこさんと綾子さんの出版されている本はこちらです↓
今日も穏やかな1日でありますように。
愛を込めて!
松本佳奈