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YO-SKE

DJ YO-SKE SMAP MIX

2016.08.29 12:34


SMAPの曲だけでDJ MIXを作ってみたので昨日公開してみました。

 

キッカケはもちろんあの解散騒動である。

 

いや、もう「騒動」ではないか。

 

特別ファンというわけでもなく、気に入った曲が出ればTSUTAYAで借りる程度。

 

歌が特別うまいわけでもなく、ダンスもバラバラ。

 

彼らよりも実力を持ったアーティストは他にもたくさんいる。

 

なのに、だ。

 

いざ、解散騒動の報道がなされ、その動向が注目されると、見る目が変わる。

 

歌番組にも一切出ない。

 

そして正式な解散アナウンス。

 

悲しいのは、彼らが解散することでもなく事務所の圧力に負けたことでもない。

 

「そこに当たり前にあったものが突如なくなる」ということである。

 

 

 

90年代前半、物心ついたときから彼らはテレビで歌を歌い、ダンスを踊り、バラエティに出演していた。

 

シングルやアルバムには必ずタイアップがつき、作品をリリースしては1位を取り、歌番組に出ては9時跨ぎ帯や大トリを務めることは物凄いことなのだが、

SMAPはそれを当たり前にこなしていた(ように見えた)。

 

歌声を聞けば、ファンじゃなくてもどのメンバーが歌っているのかわかり、容易にその映像が頭の中で再現できる、なんてグループ他にいるだろうか。

 

こういうグループを「国民的」アイドルというんだと思う。

 

握手券ばらまいて特定のターゲットにだけアプローチし、ミリオンセールス連発してあたかもヒットしているようにみせかけたり、総選挙とかにかこつけてお涙ちょうだい的なスピーチ練習を何時間も電波垂れ流しにするのは、国民的とは言わないと思っている。

 



そんなSMAPがたったひと夏、歌番組から消えただけでこの大騒ぎである。

 

いつの間にか、彼らは、新曲の有無にかかわらず、テレビで歌っていることが僕らにとっても当たり前の光景になっていたのである。

 

そんな当たり前に聞いていた曲が、当たり前に聞けなくなってしまうのは悲しい。

 

という思いで、自分のために彼らの曲を集めてMIXを作ってみたのが、今回公開したMIXである。

 

実は、友人からのリクエストは「ジャニーズのグループだけでノンストップMIXを作ってほしい」だった。

 

ここんとこROCKミックスばっかり作っていたので、軽い気持ちでリクエストもらって作った試作品は、自分で作っときながら、どこか新鮮で結構お気に入りになっていた。

 

すでに60分近い大作になりつつあったので、公開しようと思えばいつでも公開できるタイミングだった。

 

そこにきてのSMAP解散発表。

 

気づけば作業を中断し、SMAPの曲だけで新たにMIXを作り始めていた。

 

リストアップしただけで70曲以上。

 

全て聴き直してみて、しかしまぁ、全部歌えちゃうところがすごい。

 

曲を提供している作家陣が豪華だし、老若男女いろんな人が聞けるようにメロディがわかりやすいし聴きやすい。

 

前述の通り、歌が特別うまいわけでもなく、ダンスも同じ振付なはずなのに全然揃ってないことがかえってSMAPらしい、くらい思ってた。

 

でも、MIXを作ってみて、彼らの曲の魅力に改めて感心するとともに、これまでの日本のポップシーンが経験してきた流れをすべて凝縮したようなラインナップになった。

 

 

 

初期のころの曲は、J-POPシーン全体が歌謡曲主体から徐々に洋楽のテイストを取り入れつつあり、ダンスミュージック全盛になりつつあったころ。

 

SMAPの曲も、どちらかというとダンスが中心になっていて、歌はユニゾンパートが多く、外人声のコーラスの方が耳に残りやすいイメージがあった。

 

00年代に入り、J-POPはロックからR&Bまでジャンルが多様化し、彼らの曲もそれまでの特徴を残しながらも、その時代に合わせた様々なテイストの曲が出るようになった。

 

シングルはあまり冒険的なことはしてなかったかもしれないが、アルバム曲はいろんなジャンルをうまく取り入れたバラエティ豊かな曲が多い。

 

10年代以降、特にここ1,2年の曲はEDMを取り入れ、よりアグレッシブな曲が多くなり、年齢を感じさせないパワフルなパフォーマンスが際立っていた。

 

サウンドは時代の移り変わりとともに変遷するが、彼らの歌声は20年前の曲でも去年の曲でもさほど変わりはなく、そこに安心感を覚えていったのだと思う。

 

今回のMIXでは、曲と曲のつなぎは、ある程度近い年代の曲を固めるようにしながら、あえて前半に新しい曲を固め、新旧を行ったり来たりしながら、彼らの曲のもつ多様な表情を楽しめるような繋ぎ・セットリストにしてあるので、お時間がある際にぜひ聴いてもらい、彼らの曲のスゴさを改めて感じていただけたら幸いである。



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