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ユタ州の砂漠から消えた謎の銀のモノリス

2020.12.01 08:00

 ユタ州の砂漠に設置された謎の銀色の一枚岩が、オオツノヒツジのヘリコプター調査を行っている野生生物学者によって発見されてから、10日も経たないうちに消えてしまったと、連邦政府当局者は話した。

 土地管理局(Bureau of Land Management, BLM)のソフィア・アレン(Sofia Allen)報道官は30日(月曜日)、「モノリス(monolith)」と呼ばれる違法に設置された構造物が、何者かによってのBLMの公有地から撤去されたという信憑性のある報告を受けた」と声明で述べた。同局は構造物を撤去したのではないという。

 ユタ州公安局(Utah Department of Public Safety)は、生物学者が11月21日にこの一枚岩を発見し、国際的な注目を集めたと報告した。それは約11フィート(3.4メートル)の高さで、ステンレス鋼で作られているように見える側面を持っていた。

 当局は、モノリスがどこにあったかを具体的に言わなかったが、人々はすぐに2016年にさかのぼる衛星画像でそれを見つけ、そのGPS座標を決定し、人々がその地域にハイキングするように促した。

 ソルトレイクシティの市民、テレンス・ボンド(Terrence Bond)は、金曜日の午後にモノリスを見て、一晩この地域でキャンプをしたが、土曜日に再びこの地域にハイキングに行った際に、トレイルですれ違った人々が「モノリスが消えた」と話していた。彼がその場所に到着したとき、残されたのは、岩の中の三角形の穴を覆う三角形の金属片だけだった。

 「私は本当にガッカリしていた」とボンドさんは自身のInstagramに動画を投稿した。「それはとても可愛くてピカピカだった。また見に行きたいと思った」とコメントしている。

 「みんなのものだったのに、誰のものでもなかったような気がする。それは忽然と消えてしまった」