ヒゲダンスのすすめ
2020.12.01 13:33
令和の人気ミュージシャンではなく、昭和のヒゲダンのスすめ。
前回、腕を絞って不要なエネルギーを抜くケアをご紹介しました。
脇~肘~手首へと降りて来た先のコツは、手首を返すことです。
ザ・ドリフターズのヒゲダンスの動き、わかりますか?
手首を甲の側に反らせて、指はパーっと開きます。(軽く曲げてもOK。)
肩を下ろし、肘を伸ばし、地面に向かって掌底打ちするような動き。
伸ばしたら、ふっと肩が浮くくらいに脱力。
また伸ばす…を繰り返します。
ヒゲダンスのテンポよりゆっくり、1/4倍速くらいの方がやりやすいと思います。
日常的な動作は、手先を内側に巻き込んだ形で使うことが多いものです。
手首が内巻きに固まってしまうと、指や肘のトラブルや、全身の色んな不具合に繋がりかねません。
しかも、手は色んなものに触れ、そのエネルギーをキャッチします。
全身をエネルギーが伝わっていくとき、関節はエネルギーを一端せき止める場所になりますが、ネガティブなものに触れる機会が多い方にとっては、手首は最初の関所。
ご自分の命を守るために、気づかないうちに負担がかかっていたりします。
うつうつ傾向の方は、手首がしなやかさを失っていることが多いです。
大切にケアしていただきたいところです。
手首を返すと、ケチャップ&マスタードの袋が弾けるように、手のひらから不要なエネルギーがピューっと抜けていきます。
ゆっくりヒゲダンス、ぜひお試しください。