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首の緊張

2020.12.02 22:37

首の緊張は複数の問題が絡んでいることからややこしくなることがほとんどです。 

特に問題なのは頸椎の一番です。構造的にも他の頚椎とは違う形をしていて、軸椎という突起のある頚椎2番の上に輪っか状に乗っかるような形になってます。軸椎の上を回転するように動くので回旋運動に作用すると言われています。


頚椎1番の上には後頭骨があり、頚椎1番の上を前後に滑るように動くことで前に頷くような動きをします。屈曲という動きになります。 この屈曲動作が悪い人が非常に多い。これにはホントに驚くほどです。 

もちろん、首の痛みも緊張もない人で、見かけ上は普通に曲げることはできている人でも頸椎1番と後頭骨の動きは思っているより悪いです。 

この動画の方の場合は、強烈な痛みと緊張が一日目にあり、次ぎの日にはユルユルに緩解していました。


これだけ違うと動くのもかなり楽になり感謝されましたが、首が痛いというだけで、生活水準が極端に落ちます。


また、左右差が強くある場合、その左右差の為にその奧にある神経を圧迫して自律神経系の症状が出やすくなったりしているようです。

緊張しているというだけで圧迫しているかどうかは実際はわかりませんが、指で触れる限り圧迫しているように感じられます。

そうなると自律神経症状が出やすくなるのは事実で、頭が重くなったりもするし、目の疲れや耳の症状にも関係します。平衡感覚にも影響し、睡眠や食欲にも影響するようです。 ここを緩めると腕が楽になったり腰が楽になったりもすることから、身体の大きな役割をしているのだとわかります。  


首の痛みと腕の緊張も無関係でないのは、こういうところからもあらわれます。