りんごのデッサンの描き方 東有達

2020.12.02 02:00
鉛筆デッサン 90分 東有達


りんごはデッサンを勉強する時に

頻繁に描く題材ですね

なぜならりんごの丸さ、光沢、また表皮の模様など表現するものが多いため、

デッサンが上手くなりたい方は描くと良いです。

デッサンが上手くなりたい方や美大受験生の

助けになればと思います。

また描いた作品をメール(y@iacn.jp )に

送ってくれれば、添削します。

それでは解説と共に制作過程の紹介をします!

一、全体の形をとります。この時、りんごの凸凹した輪郭の感じを意識しながら、形をとります。また影や明暗境界線の位置も決めます。

二、影を入れていきます。暗いところから描いていきますので、へたや明暗境界線、影を塗っていきます。

三、りんごの固有色はワインレッドで白黒にすると、黒い方になるので、さらに塗り込んでいきます。この時、塗りムラが無いように丁寧に塗りましょう。

四、りんごの固有色がある程度出せたら、表皮の模様を表現していきます。この時、芯に向かって模様が流れていくことを意識しましょう。

五、さらにりんごの質感、光沢の感じを表現します。この時、明部と暗部の差をあまりはっきりさせず、自然なグラデーションを意識しましょう。

六、りんごの表皮の点を練り消しで取って、微調整すれば完成です。