プレーオフ候補チーム分析① トロント・ブルージェイズ
打撃力:得点ー1試合平均4.9(AL2位)、打率ー.251(AL12位)、ホームランー190(AL2位)、盗塁ー40(AL13位)、OPSー.769(3位)
ケガ人が多く、昨年ほどの爆発力はないものの、得点リーグ2位と今年も高い攻撃力を誇っている。昨年MVPドナルドソン、エンカーナシオンが今年も引っ張っている。夏場に入り、前半不調だったトゥロウィツキ、マーティンが復調し、さらにトレードデッドラインでアップトンも獲得した。ここに、今シーズン打率を大きく下げており現在1番を打っているバティスタが調子を上げてくると、さらに昨年同様の驚異的な打線を組めることができる。昨年のリードオフマン、リビアを放出した影響もあり、機動力を使える選手は少ない。
オーダー(AVG-HR-RBI-SB-OBP-OPS)
9 バティスタ(229-16-51-1-350-804)
5 ドナルドソン(294-34-92-6-407-990)
D エンカーナシオン(269-36-106-2-361-912)
2 マーティン(247-15-59-1-342-756)
6 トゥロウィツキ(255-22-66-1-325-791)
7 アップトン(248-19-57-24-294-716)
8 ピラー(264-7-45-10-294-681)
3 スモーク(228-14-34-1-315-728)
4 トラビス(296-10-39-3-329-796)
投手力:チーム防御率ー3.79(AL1位)、先発防御率ー3.76(AL1位)、救援防御率ー3.92(AL10位)
先発陣は防御率もリーグトップと安定感抜群である。すでに17勝を挙げ、サイヤング賞候補にもあげられている左腕ハップを中心にオールスターに選出された22歳サンチェス、エストラーダ、ストローマン、ディッキーと量質ともに申し分ない。ただ、PITからリリアーノを獲得し、先発転向1年目のサンチェスに休養を与えるなど今後どのようにローテを回していくのか興味深い。一方、救援陣は抑えのオスーナは安定しているが、救援防御率もリーグ10位と中継ぎ陣にやや不安を残す。
投手陣(W-L(-SV)-K/9-WHIP-ERA)
SP ハップ(17-4-8.05-1.15-3.19)
SP エストラーダ(8-6-8.17-1.08-3.37)
SP/RP サンチェス(12-2-7.60-1.16-2.99)
SP ディッキー(9-13-6.51-1.35-4.43)
SP リリアーノ(7-12-9.18-1.58-5.22)
SP ストローマン(9-5-7.54-1.29-4.58)
RP セシル(1-7-0-10.08-1.48-4.88)
RP ベノワ(2-1-1-9.08-1.35-3.35)
RP グリッリ(4-1-2-7.81-1.23-2.28)
CL オスーナ(2-2-29-11.05-0.88-2.21)
今後のポイント:オールスターに選出されたソーンダースが後半戦に入り湿りがち、そしてトレードで獲得したアップトンも相変わらず粗い打撃なため、今年不調のバティスタがどこまで調子を上げられるのかがレッドソックス、オリオールズとの東地区争いを制するキーとなるだろう。
予想:東地区1位
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