Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

トランペット奏者 大友拓哉ウェブサイト

ウォーミングアップ

2020.12.02 12:46

『本格的な寒さ到来!』


らしいですが皆様いかがお過ごしでしょうか。



そしてトランペット吹きにとっても非常に厄介な季節『冬』が本気出してきました。


本日のテーマは『ウォーミングアップ』



唇の振動がポイントとなるトランペット。


寒さと乾燥という振動妨げるダブルパンチの季節『冬』をどう乗り切るか。



ウォーミングアップ(準備運動)が非常に重要な項目となってきます。


大切なポイントを大友なりに3つまとめましたので、是非最後までご覧下さい!



●基本の心構え


のんびり、ゆっくり、丁寧に


過去記事にも書いてありますが、非常に重要な心構えです。


逆に言うと、焦って雑に。



口で言うのは簡単ですが、実践できるかとなると難易度は高い考え方です。



次は、より良いウォーミングアップに使えるアイディアを大友なりにまとめてみした。


是非この心構えを踏まえた上で、ご覧ください。



●良いウォーミングアップの為の

 具体的アイデア3選


①温かい息

キンキンに冷えた手を温めるような息で吹き始めると吉です。


息は吸う・吐くがセットで『呼吸』です。


温かい息で吸い、温かい息で吐くイメージがより良いウォーミングアップに必要不可欠だと考えています。




②鳴るまで待とうホトトギス

普段冷たい息で慣れていた人は、①を意識すると相当吹きづらいと思います。


冷たい息は瞬間的に音を鳴らしやすいかもしれませんが、持続性がありません。


曲によっては、冷たい息が要求されるシーンもあります。


しかし、準備運動段階で使うと唇に高圧な息を当て続ける事になり、シンプルに疲れます。




温かい息はリラックスした上で、柔軟な支えがないと音が出ないので、きっかけ掴むまでは鳴らしづらいかもしれません。



しかしそこで、コ○してしまうと織○信長です。



ウォーミングアップ段階で、思うような音が出ないのは当然です。


スポーツと同様、温かい息を使い続け、体を『ウォーム温めて』『アップ起こす』


鳴るまで待つ。是非、家康でいきましょう。





③無理のない音域、音量からスタート

これ見よがしに爆音&ハイトーンを最初から吹こうとする生徒さんたまに見かけます。


寝起きの様子で例えてみましょう。



朝、気持ちよく眠っているあなたに対し、


バケツいっぱいの水を思い切りかけられ、ハンバーグとトンカツをしこたま口に突っ込まれ、デザートはエビフライとピザよ!



大袈裟に聞こえるかもしれませんが、それと同じ事を唇にしているようなものです。




全国に沢山のトランペッターがいますが、99.99%が真ん中のFからスタートします。



音量も通常より控えめなmp程度が良いでしょう。


そこから上下にのんびりしたフレーズで、じっくり広げていき、優しく目覚めさせていくと良いと思います。






いかがでしたでしょうか!


ウォーミングアップの3つの大友なりの大切ポイントまとめさせて頂きました。




のんびり、ゆっくり、丁寧なウォーミングアップを心がけ、寒さと乾燥を乗り越えていきましょう!