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入浴に於ける感染症対策

2016.08.30 05:49

一般的に介護を受けている高齢者の方や、小さなお子様を育てているご家庭は、注意が必要とされています。

健常人にとって無害な菌であっても容易に感染し、発症してしまうことがあるからです。


追い焚き機能を使用して配管内部に繁殖する細菌とは・・・

・黄色ブドウ球菌 ➡ 肌荒れやアトピー性皮膚炎の原因とされます。

・緑膿菌 ➡ 妊娠中の妊婦さんは、妊娠湿疹の原因とされます。

・大腸菌 ➡ 小さなお子様だと膀胱炎の原因とされます。

・レジオネラ菌 ➡ レジオネラ症肺炎(死亡例もある危険な細菌です)

これらの菌による感染症を防止するためには、感染源(病原菌)の除去に加え、感染経路の遮断が重要となります。つまり病原菌を感受性のある生体に伝播・接触させないことが必要なのです。

追い焚きをご利用されるご家庭では、浴槽水の1日以上の連続使用を避け、こまめに交換するようにしましょう。

健常者についても、家庭の循環式風呂・ジャグジー・ジェットバスの飛沫やエアロゾルを飲み込んだり吸込んだりしないようにすることも肝要です。

以上のように、いずれの場合においても過度の不安感を抱かず、正確な知識を基にした的確な配管洗浄・消毒等の感染予防対策を基本を行なうことが大切です。



画像は、Web版「女性自身」より引用