嗅覚チェックしながらステイホーム
とうとう、大阪に外出自粛要請が出てしまいました。
春の緊急事態宣言並みのステイホームを覚悟すべきなのかな?
とりあえず仕事の打ち合わせ以外の急を要しない予約案件はキャンセルしたのですが、今回は自粛の判断基準がすごくあいまい。
どの施設も(スポーツジムとか)普通に営業してるしなー。
予約状況見たら変わらずいっぱいだし。自分だけ過剰反応なのかな。
とか逡巡してたら、金融関係の担当者(若い女の子)から朝一番「カレンダーできたので持っていきますね!」と元気のいい電話。
今? この空気でですか?? それ全く急ぎませんけどー??
お互いの安全のためにと、やんわりと訪問を断ったつもりが全然通じませんでした。
え、これが世間の反応? これじゃいつもと一緒やん。
大阪、ヤバイんちゃう。。。マジで案じてます。
ところで、新型コロナウイルスの症状の一つ「匂いを感じなくなる」嗅覚障害について、厚労省が大規模な調査を行うことになったそうですね。
全国の療養中の感染者1000人を対象に、嗅覚の状態がどうなるか調べ、来年3月ごろには調査結果がまとまるみたいです。
ヨーロッパやアメリカで行われた調査では、陽性患者のうち7〜9割もの人に嗅覚障害と味覚障害が見られたとすでに報告されています。
男性より女性で多いのも気になるところ。
今後の原因究明や治療法の開発に役立つことを大いに期待したいです。
※東京大学 保健センターの記事
同時に、コロナで嗅覚障害が残ってしまい、いまだに治らない人が増えているのも気になります。
嗅覚と味覚は密接につながっているので、匂いを感じなくなると、味も分かりにくくなり、「美味しいものを食べる」という人生の楽しみが半減してしまいますよね。
また嗅覚障害などの後遺症が長引くと、いつ治るのかという不安感が生まれ、それが精神面にも影響し、落ち込みやすくなったり、社会復帰の妨げになることも。
確かに、朝、好きなコーヒーを淹れても、何にも匂いも味もしないとしたら・・・
それはただの茶色いお湯。
ほっとくつろぐどころか、虚しくため息をついて、何にもやる気が無くなってしまいそう。
季節ごとに咲く花の匂い。
緑芽吹くころの、どこかみずみずしい風の匂い。
何気ない日々のなかで豊かさを感じさせてくれる嗅覚。
なくなるなんて考えられない。
長い人生のうちで、ほんの2週間たらずの我慢。
わたしの勝手な予測では、自粛はこれが最後。
来年にはワクチンも普及し、感染の波は静かな凪へと移行して、「心配ないさー!」の新たなwithコロナ時代になるはず!(前向き笑)
とりあえず、今回のステイホームを充実させるために、そして嗅覚をチェックするためにも、心地いいアロマを香らせて乗り切りたいと思います。
吉野で人知れずひっそりと咲いてたツバキ。めちゃくちゃほのかな香り。嗅覚を研ぎ澄ませないと味わえません。