主将挨拶

平素よりお世話になっております。

2021シーズンの主将を務めます、鈴木寿真と申します。

歴史ある北海道大学体育会サッカー部の一部員として活動することに誇りを持ち、また、それを率いる身としてより良い集団にすることに全身全霊捧げたいと思っております。

　2020シーズンは新型コロナウイルスが猛威を振るい、昇降格なし、無観客試合など例年にない制度が導入された変則的なシーズンでした。

そんな中、誠先生やOB・OGの皆さんのSNS等での応援メッセージや、部を運営する上での陰ながらの補助はとても力になりました。

そういった意味では、周りの方々のご協力なしでは部は成り立たないということを改めて感じることができたシーズンでもありました。

日々、私たちの活動を気にかけてくださって誠にありがとうございます。

私が理想とする集団の姿とは、

「一人一人が自発的に動いて発信する集団」です。

組織に対して自発的に動くとは、組織について自ら考えそれを行動に移すということです。

そこにはおのずと責任が生まれるでしょうし、責任が生まれることでより深く考え、より良いものが生まれると思います。個人の強みの発見にもつながるかもしれません。

それが、集団がより良い方向に進むための原動力になるはずです。

よく「ピッチに入ったら学年は関係ない」といいますが、

私は「ピッチの外でも学年は関係ない」と思っております。

特に私たちのように監督がいないチームにとっては、一人の言動がチームを動かす大きな力を持っているので、一人一人がチームを動かすための歯車であるということを自覚し行動すべきです。

試合に出ていようが出ていまいが、

下級生であろうが上級生であろうが、

選手だろうがマネージャーだろうが、

関係ありません。全員で良い集団を作っていきます。

先日、札幌市の陽性者急増により、大学から部活停止を言い渡されました。

特別の事態が発生しない限り年度内は課外活動の全面禁止とのことでした。

難しいスタートとなりましたが、また全員でサッカーできる日までチーム全体でやれることをやっていきたいと思います。

＃8　鈴木寿真