私のなまえ香 百三十一 時雨・・・
2020.12.05 12:30
時雨(しぐれ) 時雨ごこち、 微笑み時雨
冬、少しの時間だけ降る雨。
平安朝から京歌人の方々にとって馴染み深くてございます。
歌に多く表れ、感情と共に表現する繊細な感性。
北山時雨、山めぐり、涙の時雨、めぐる時雨。
冬雨の音、雨の匂いにゆだねて、匂いと香り 五感を研ぎ澄ます。
なまえ香づくりの水面下には、美しい日本語の調べ(響き)があり
手にした方へ、すぅーっととけこむような香しさとなりますように。
なまえ香