それぞれの場所へ...
ついつい頑張りすぎてしまうあなたへ
本来の魅力や才能を開花させ
『あなたが、あなたで在る』ために
チャクラを整えるセラピスト
ひろです。
先日、父の納骨のために、母、姉、妹、妹の娘ちゃん(ツインズ)と、白浜旅行に行ってきました。
父は、去年の12月5日に亡くなったんですが...
やっと、父の遺言にあったように、白浜にある納骨堂に無事納骨することができ、ほっとしています。
父が亡くなってからというもの、みんなで集まる機会がほとんどなく、久しぶりに母、三姉妹が集まった家族団欒の旅行でした。
女6人旅...
妹の娘ちゃん(ツインズ)は、3歳なんですが、エネルギーが有り余っており、元気元気(笑)
本当に子供らしい子供で、喜怒哀楽がはっきりしており、泣いたり(ぎゃん泣き)、笑ったり、怒ったり、大忙し(笑)
母は、完全介護状態なので、普段は施設に入っています。
今は、コロナのこともあり、面会も禁止されてるので、久しぶりの再会でした。
母は、わたし達に迷惑がかかるからと言って、この旅行を最後の最後まで、行くのを躊躇っていました。
母は、父が亡くなった時も、鬱のため病院に入院しており、お葬式にも参列しておらず、せめて納骨には、母にも来て欲しかったので、なんとか母を宥め説得しての今回の旅行でした。
普段は、ほとんど寝たきりなので、車椅子での移動、排泄、食事と全てに介助が必要です。
車での移動時間も長いので、どうなることかと思いましたが、【三人寄れば文殊の知恵】じゃないですが、三姉妹が寄ればなんとかなるもんですね!
母も、双子ちゃんが、楽しそうに歌ったり踊ったりしてる姿を見て、とても嬉しそうな顔をしていました。
ホテルの部屋も広く、眺めも最高のお部屋。
夕食も、朝食も、とても美味しくいただきました。
施設では、あまり食べないと聞いていた母も、夕食、朝食も、ほぼ完食。
そんなことが、とても嬉しくて、幸せな気持ちになりました。
そして、いざ納骨堂へ...
こちらの納骨堂は、海に面しており、景色が最幸でした。
春には、桜が満開になるそうです。
お父さん、本当に素敵なところを選んだね。
最近は、父を思い出し泣くこともなかったんですが...
いざ、納骨となると涙が自然と溢れました...
その時は、双子ちゃんもなぜかぎゃん泣きで...
何かを感じとっていたんだと思います。
納骨を無事終えて...
『お母さんが、死んだらお父さんと同じところに入りたい??』
不謹慎だけど、お母さんにふと気になって、聞いてみました。
お母さんは、当たり前だと言うように、
『一緒のところに入るよ』って...
お葬式にも参列しなかったし、父が亡くなったよと伝えても、涙ひとつ流さないので、母は父のことをどう思っているんだろうって思っていたんです...
お父さんのことどう思っているのか聞いてみると...
『お父さんは、すごい人やったよ』って...
『まだ、お父さんが亡くなった実感がない』とも話していました。
そうか...
そういうことなのか....
父への愛がなくなっていたんじゃないんだってことがわかって、なんだか嬉しくなりました。
久しぶりに家族で過ごした、2日間...
とても幸せな時間でした。
納骨を無事終えて、母を施設へ送っていく道中...
なんだかとても切ない気持ちになりましたが...
いまは、この選択が、最善だと思うしかなくて...
みんな、それぞれの場所へ帰っていきました。
また、家族みんなで白浜にお父さんに逢いに行く日を、楽しみにしたいと思います。