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 三美サロン  Sea Crescent

それぞれの場所へ...

2020.12.06 16:23

ついつい頑張りすぎてしまうあなたへ


本来の魅力や才能を開花させ

『あなたが、あなたで在る』ために

チャクラを整えるセラピスト

ひろです。

先日、父の納骨のために、母、姉、妹、妹の娘ちゃん(ツインズ)と、白浜旅行に行ってきました。


父は、去年の12月5日に亡くなったんですが...


やっと、父の遺言にあったように、白浜にある納骨堂に無事納骨することができ、ほっとしています。


父が亡くなってからというもの、みんなで集まる機会がほとんどなく、久しぶりに母、三姉妹が集まった家族団欒の旅行でした。


女6人旅...


妹の娘ちゃん(ツインズ)は、3歳なんですが、エネルギーが有り余っており、元気元気(笑)


本当に子供らしい子供で、喜怒哀楽がはっきりしており、泣いたり(ぎゃん泣き)、笑ったり、怒ったり、大忙し(笑)


母は、完全介護状態なので、普段は施設に入っています。


今は、コロナのこともあり、面会も禁止されてるので、久しぶりの再会でした。


母は、わたし達に迷惑がかかるからと言って、この旅行を最後の最後まで、行くのを躊躇っていました。


母は、父が亡くなった時も、鬱のため病院に入院しており、お葬式にも参列しておらず、せめて納骨には、母にも来て欲しかったので、なんとか母を宥め説得しての今回の旅行でした。


普段は、ほとんど寝たきりなので、車椅子での移動、排泄、食事と全てに介助が必要です。


車での移動時間も長いので、どうなることかと思いましたが、【三人寄れば文殊の知恵】じゃないですが、三姉妹が寄ればなんとかなるもんですね!


母も、双子ちゃんが、楽しそうに歌ったり踊ったりしてる姿を見て、とても嬉しそうな顔をしていました。

ホテルの部屋も広く、眺めも最高のお部屋。

夕食も、朝食も、とても美味しくいただきました。


施設では、あまり食べないと聞いていた母も、夕食、朝食も、ほぼ完食。


そんなことが、とても嬉しくて、幸せな気持ちになりました。

そして、いざ納骨堂へ...

こちらの納骨堂は、海に面しており、景色が最幸でした。


春には、桜が満開になるそうです。


お父さん、本当に素敵なところを選んだね。


最近は、父を思い出し泣くこともなかったんですが...


いざ、納骨となると涙が自然と溢れました...


その時は、双子ちゃんもなぜかぎゃん泣きで...


何かを感じとっていたんだと思います。


納骨を無事終えて...


『お母さんが、死んだらお父さんと同じところに入りたい??』


不謹慎だけど、お母さんにふと気になって、聞いてみました。


お母さんは、当たり前だと言うように、

『一緒のところに入るよ』って...


お葬式にも参列しなかったし、父が亡くなったよと伝えても、涙ひとつ流さないので、母は父のことをどう思っているんだろうって思っていたんです...


お父さんのことどう思っているのか聞いてみると...


『お父さんは、すごい人やったよ』って...


『まだ、お父さんが亡くなった実感がない』とも話していました。


そうか...


そういうことなのか....



父への愛がなくなっていたんじゃないんだってことがわかって、なんだか嬉しくなりました。


久しぶりに家族で過ごした、2日間...


とても幸せな時間でした。


納骨を無事終えて、母を施設へ送っていく道中...


なんだかとても切ない気持ちになりましたが...


いまは、この選択が、最善だと思うしかなくて...


みんな、それぞれの場所へ帰っていきました。


また、家族みんなで白浜にお父さんに逢いに行く日を、楽しみにしたいと思います。