【旧キット】1/100 アッグ
▼キット情報
・1/100 アッグ
・発売日:1982年10月
旧キット1/100 アッグのレビューです。
アッグは機動戦士ガンダムのアニメ本編には登場しませんが、当時のガンプラブーム=出せば何でも売れる 状態のときにどさくさに紛れてキット化されました。
OVAや外伝等の映像作品にも出演していないため、基本的はゲームや漫画等で活躍するMSです。
最近は漫画「機動戦士ガンダムサンダーボルト」にて南洋同盟が所有するMSとして登場していました。
キットの方は現在も生産されていて比較的入手しやすく、このキットも家電量販店に新品として置いてあったものです。
同僚のジュアッグやゾゴックはユニコーンに登場した際にHGUC化されましたが、
この記事を書いている2020年12月現在はどちらも超絶入手困難なキットとなっています。。。悲しい
※珍しくパッケージを処分してなかったので撮影しました。
右上で見守っている先輩たちがシュールですね
- 制作
所謂旧キットなので接着必須&要塗装なのですが、1/100ということもありオレンジ・グレーの2色ランナーで色分けはけっこう頑張っていました。
素組でも「本体」と「ドリルやカッター」でしっかりと色が別れてるので見栄えがいいです。
また、パーツも大きく色分けやマスキングがしやすくて思った以上に塗装作業はしやすかったです。
とは言え、旧キットの成型色はプラスチックの玩具感がめちゃくちゃ強いので以下のカラースプレーを用いて全塗装しました。
- 本体色:マイカレッド(タミヤ)→オレンジ(タミヤ)
- ドリルやカッター:シルバーメタル(タミヤ)
- 脚やチューブなど:MSグレー(クレオス)
- トーチガンや腕の付け根:黒鉄色(クレオス)
→腕部の白いラインはガンダムマーカーEXのニューホワイトを使ってみました。
普段ガンダムマーカーは使わないのですが、これは隠ぺい力が高くムラも目立たちにくいのでかなりの優れものだと思いました。マスキングが面倒な個所など、1/144スケール程度ならかなり使えるアイテムですね。
本体色のオレンジがHGゾゴックのような狙い通りの色になってよかったです。
あとはいつものように余り物のデカールやガンダムデカールを貼り、光沢トップコートで仕上げています。
固定モデルのようなフォルムですが、
- 腕の上下
- 脚部の上下
- トーチガンの上下(中央に備えられた銃口)
- ドリルの回転…
など意外と色んな個所が動きます。ただポーズを取れるような代物ではありませんね・・・
本当はドリルを前面に向けることも出来るっぽいのですが、どうやら誤って接着してしまったようでもう動かせません…^^; (旧キットあるある)
- 以下適当に何枚か(ポーズが取れないので本当に少し…)
同1/100スケールのREディジェと。
大人と子供くらいの体格差がありますね。
1/100よりも1/144スケールのキットと並べる方がしっくり来ます。全高は15メートルらしいので、これで設定的にも全然違和感がないような…
逆に、1/144はどのくらい小柄なキットになってるのか気になって来ました。
売ってたらいつか作るかもしれません。
「ド、ドムは届かぬと言うのか?」
「か、代わりのMSが届いておりますが…」
- 余談
そろそろ旧キットにも慣れてきたかなと思っていたのですが、胴体の貼り合わせやチューブの接着などかなり強引な部分が多く、組み立てには相変わらず苦戦しました。
また、旧キットは後ハメ加工がめちゃくちゃ難しいので、合わせ目が処理できずモールドっぽく処理して誤魔化してますが、旧キットを満足いくように作るにはその辺の技術も必要なのかなと思いました。
(他所様の作例を見てると手足は取り外しできるように改造している人が多かった)
とは言え、造形は抜群に良いのでコレクションとしてHGのキットと一緒に飾る分には満足できる出来になったかと思います。
このキットと一緒に1/144アッグガイも手に入ったのでそっちもゆっくり手を付けていきます。
次回はチラッと映ってるグフカスタムか、第六回30MMの公式戦に投稿したキットの記事になると思います。