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スワイショウを変化させる

2020.12.06 22:25

スワイショウの動きを少し変化させてみたいと思います。


まず手を振る時に足を動かさないようにしてみます。そうすると腰から上が回転することになります。このようにすると手は大きく振れなくなっているのに気がつくはずです。 


次に腰も動かさないようにしてみると、胸だけで回旋するのが分かると思います。足や腰を全く動かさないスワイショウは、手の振りが小さくなっていきます。もちろん、手の力を抜いたまま行わなければ意味がありません。


大きく手を振るとどう頑張ってみても足腰を動かさないと回旋できないのがわかります。 つまり胸だけで回旋するわけですから手の振りが小さくなるのは必然だということがわかります。 

そこで気が付いて欲しいのですが、手の振りと足の動きは連動しているということです。そして、わざと足腰の動きを止めると大きく手を振ることはできません。 


ここで問題にしたいのはスワイショウの正しいやり方ではありません。回旋運動をどこで効かせるかということです。スワイショウを単なる回旋運動と捉えた場合、足腰を固定した回旋運動もありだと考えられます。 


実は、この動きは歩行に大きく関係します。普通の歩行の場合、足を使って歩いていると思い込んでいますが、足を使った歩行ばかりを行っていると早く足に疲れが来ます。全身を使うためにも胸の回旋運動もうまく使えなければなりません。それを行うためにも、胸の回旋運動を強化する小さなスワイショウは効果的だと考えられます。 

胸だけで回旋するスワイショウを行うことで、足腰を使ったスワイショウがより効果的になるのではないかと思います。そして歩行も手の力が抜けた足腰胸を均一に使った方向が可能になると言うことです。


もちろん大原則としては手の力を抜くことです。足腰を止めたまま、手だけを大きく振り回してしまうと肩に負担がかかってしまうので肩を痛める原因になるというのがよくわかると思います。

肩を痛めた人は、殆どがこのような形で痛みます。


スワイショウという非常に単純な運動ですが様々なことを教えてくれます。 

ぜひ一度試してみてください。