寺山修司の短歌 38 陽なたにて
2020.12.07 19:37
陽なたにて揺るるさなぎを見てをればさみしからずや歴史の叙述
「陽なたにて揺るるさなぎ」は人類の歴史とは関係のないありふれた日常の風景であり、「揺るるさなぎ」がこの先どうなるかなんて誰にもわからないのだ、と歴史主義を批判している。
by 寺山修司(てらやま しゅうじ)
青森県出身の歌人、劇作家
演劇実験室「天井桟敷」主宰
言葉の錬金術師、昭和の啄木などの異名を持つ
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「陽なたにて揺るるさなぎ」は人類の歴史とは関係のないありふれた日常の風景であり、「揺るるさなぎ」がこの先どうなるかなんて誰にもわからないのだ、と歴史主義を批判している。