天地人
小惑星探査機『はやぶさ2』が小惑星リュウグウからの玉手箱と感動を残して、また宇宙の旅へ戻って行きました。
はやぶさ2もプロジェクトの皆さんも本当にかっこいい!
数年前、国立科学博物館で『はやぶさ』が小惑星イトカワから持ち帰ったカケラを見たことを懐かしく思い出しました。
今日、出張ケア先のお向かいで、皇帝ダリアが見事に咲いていました。
2m以上伸びた茎の上に華やかに開く光景を眺めながらケアをしていたら、地面から吸い上げるものと上から降ろしていくもの、双方向のイメージが湧きました。
植物は葉などで作った栄養を根に下ろし、根から水や養分を吸い上げ、命として成長します。
人間も宇宙からの力と、地球と調和して地面から得る力、そして命を形作り和を成す力で生きていると思います。
日々の暮らしの中で、重力や宇宙から降り注ぐものを常に意識しているということはないでしょう。
聞くところでは、宇宙から飛んできたニュートリノ(素粒子)が毎秒数百兆個私たちの体をすり抜けていっているのだそうです。
巨大なスーパーカミオカンデをして観測できるニュートリノが1日30個ほど。
人体に影響することはほぼないと言われていますが、まだまだ謎だらけ。
研究が進んで、宇宙の起源、命の成り立ちもいつかわかる時代が来るのでしょうか。
背骨を支える1番底、骨盤の後壁になる部分に、仙骨という骨があります。
もともとは5つに分かれていた仙椎が、成人するころには癒合して1つになるそうで、4対の孔(あな)が開いています。
仙骨はアンテナであり全身を制御するコンソールのような働きをしています。
ラジオのアンテナを握ると受信感度が良くなりますが、実はケアでも同じです。
仙骨に手をあてて、天のエネルギー、地のエネルギー、命のエネルギーをそれぞれにイメージすると、そのときしっくりいっていないエネルギーがググっと整うのを感じることがあります。
仙骨孔には神経や血管が通っているので、肉体的には孔に1対ずつ気を通して整えます。
調子が悪いと、孔がふさがっていたり、仙骨の表面全体が腫れぼったくなったりしているものです。
孔の通りが良くなると、頭から足、足もとから頭、双方向の流れも戻ります。
『はやぶさ2』の頑張りを観て、多くの人が宇宙の神秘や天の力を感じていることでしょう。
コロナ禍の今、しっかり地に足をつけて地球と調和し、命の和を成す大切さを改めて思います。