「傷つきやすい」は「気がつきやすい能力」

このところ、私は、

傷つきやすい人を「繊細さん」と

呼ぶ傾向があることを知った。

繊細さんの特徴としては、

①共感しやすい
②人混みが苦手
③ひとりの時間が必要
④騒音が苦手
⑤眩しい光が苦手
⑥痛みに敏感
⑦ニュース番組が苦手
⑧こころが傷つきやすい
⑨コーヒーが苦手
⑩自己肯定感が低い

などがある。

これらの特徴を持つ

「繊細さん」は別名

「HSP」とも言われているのだが、

実は私も「繊細さん」であり、

「HSP」気質である。

特徴の⑩以外は、

すべて当てはまっている。

自己肯定感だけはなぜだか、

ずば抜けて高い。笑

そういえば、

「自分は"繊細さん"だな」と

思ったのは１０代の頃だった。

学校のクラスが

重い空気になったときがあって、

そのとき、その空気が苦しくて

過呼吸を起こしてしまった。

手足がしびれていく感覚と、

大粒の涙がとまらなかったことを

覚えている。

それ以来、

自分の繊細さに気づき、

心がひっ迫した状態にならないよう、

日々努めてきた。

それでも、

涙することはあったが。

時に、

こんな自分の繊細さに

悩んだこともある。

「もっと図太い性格だったらな」と。

たが、

繊細で傷つきやすいということは

同時に、

「”気づきやすい”という能力でもある」

と思っている。

いや、思えるようになったのだ。

短所は長所の裏返し。

短所も見方次第で長所になる。

長所を磨けば

それはさらに光を増した
”能力”となる。

そう思ってから私は

「繊細で傷つきやすい」

を「気づきやすい能力」

と思えるようになったのだ。

ここに

自己肯定感の高さが

あらわれているかもしれない笑

私は日々文章を書いているが、

この「気づきやすい能力」を

これからも使っていきたい。

そして、

私だから気づけたことをテーマに、

誰かの心の奥に届くような

言葉をつづっていきたいと思っている。

「繊細さん」

「HSP」

「傷つきやすい人」

大丈夫、

きっとそれは能力になる。

そう思えれば

案外、悪くないのかもしれない。