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看板の旅

2020.12.09 06:00



私はいい感じの看板を見るとつい写真を撮ってしまう癖を持つ看板おじさんです。

趣味・趣向として懐古主義な一面が強いので、古い看板こそ至高と思っております。


看板の良いところは掲示された年代の色や表現が、あの小さな面積にパッケージされているところです。

掲示された時代に流行ったフォントや表現を見て、その時代を想像しその時代に思いを馳せる。最近、年齢を重ねる毎に街が変化していく様をモロに感じ、何ともいえない寂しさを感じております。

それも相まって余計古いものへの意識が強くなっております。


最近、週末は看板の旅と称し都内を散策しております。

今回、私が見つけた看板の一部をご紹介したいと思います。


その前に、、、そもそも看板という文化はいつ生まれたのか?

調べてみますと平安時代からのようです。

令義解(りょうのぎげ)と言う法令の中に「凡市毎律立標題行名」と記載があり、

これは商品を売る場合は標を立て、売っている商品を示しなさいという意味のようです。

この法令によって、お店は看板を掲げ始めたようです。


本題に戻りまして好きな看板を御紹介したいと思います。


自転車メインなんじゃないかという突込みはご容赦ください。



このフォントと色使いが良くて好きです。私の自転車のカラーとマッチしており、実に美しいです。



こちらは90年代F-1ブームを思い起こさせるような看板。

初めて見た時に写真撮りたいと思ったのですが車の流れもありスルー。日がたった後でも撮りに行きたくなった看板です。




昔は商店だったのでしょう。今は駐車場に。

この看板を残したのは、この地に商店があったことを残したい誰かの想いなんだと感じ取りました。



近所を走っていた時に、いきなり現れた光景。これを見たら撮らない理由はありませんね。




当社の看板も誰かに写真を撮られるような、興味を持ってもらえる。そんな看板に育てていきたいです。