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御薗治療院探訪記3

2020.12.10 22:54

また続きです。

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治療を見ていると、知識としても所々とても参考になる部分がある。 

セルフでのアドバイスの仕方、触診の仕方の要点、医学的な知識、様々な視点で自分の仕事や知識に影響を与えるものが沢山いただける。 そして、患者さんが途切れた時などに訪れるフリータイム。


それは思いがけないラッキーチャンスである。 今回、量子力学に絡む素晴らしいお話をお聞きすることができた。 私はこのことは多くの治療家は知っている、あるいは意識しているのだろうか?

と自分に問いかけた。 いや、意識している人はほとんどいないのではないか。

と一時的に結論づけた。 

そのキーワードは、『存在』である。 それぞれの存在が治療の経過、結果、成果を変える。 とても哲学的で真理的で本質的なお話をしていただいた。 

このお話だけでも今回来た価値があったと思った。 このようなお話を多くの治療家や人の体を触る人達に話して欲しいと思った。 でも、話そうとして出てくるものではないかな。今、そのタイミングでその話に至るまでの経緯があるからこそ、素晴らしい哲学に出逢えたのだと思った。 もう、その話だけでお腹は膨れて満腹になった。  

その他には、オルゴンリングの使い方を練習したり、濱井先生のこれまた心に残るお話をお聞きしたりして過ごした。 オルゴンリングの使い方はとても面白く、循環不良の改善のために自分なりに試していきたい。

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治療というのは本当は哲学や宗教を含むものなんじゃないかと最近は強く思うようになりました。

科学一辺倒になったりすると本当に木を見て森をみずという状態に陥ります。

腸が脳の働きをするとか、腸が大事と言ったテレビを見ましたが、そこで問題になるのは「腸」なのです。新しい事実ですから、それは仕方のないことなのです。もちろん私もそれには注目していますし、それは疑いようのない事実だと思います。しかし、何故、腸の専門家という人がでてきて、腸はこれこれの作用があるとわかったとだけ言うのか?

腸が働く為には驚く程多くのものが必要になって、それぞれに役割があり全体として腸が活動しています。それを忘れてしまった知識はただの知識です。知識の記憶ならコンピューターに記憶させておけば良いのです。

そして、その事実が、世間一般に広まる時は「腸活」と言う片寄ったイメージです。そこから何を得て、何を考え行動するかが大事なのです。


量子力学の話しと言っても専門的な話しをしている訳ではありませんし、専門的な話しが必要だとも私は思いません。それは学者がやってくれれば良いことで一般人は、大まかな知識としてあればそれで十分です。大まかな結論としては、態度を変える光子の話しは本当に面白い話しだと思います。その現象から何を感じとるか?

それが一番重要なのです。


要するに生活に役立てば良いのであって、構造を詳しく知る必要はありません。リモコンのスイッチを押せばテレビの電源が入ることさえわかっていれば、テレビをつけて楽しむことはできます。

もちろん、壊れた時には、その構造を知っていないと直すことはできませんが、あきらかに一般人には必要のない知識と技術です。もし、そんなことまで詳しくわかっていなければ生活できないとするなら、ありとあらゆる専門的な知識を必要としなければなりません。きっと人生の大半は知識を詰め込むことで一生を終わるでしょう。


私達治療家にとって必要なことは、もっともっと生身の身体を観察することです。観察していればそこに答えが必ずあります。


「教科書は身体の中にあり」

なのです。