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傷彦薔薇園

課題図書

2020.12.11 14:52

傷彦課題図書とは言っても

ほとんどがホーリーが貸してくれた本です。

私の本のソムリエと心の中で呼んでいます。

(なので今回はホーリー課題図書、と言ってもいいでしょう)



島田荘司「占星術殺人事件」

入院中にもいくつか読んだ、御手洗潔シリーズ。代表作と言われるだけあって 高いエンタテイメント性と 本格的な推理を両立させていて圧倒される。



島田荘司「眩暈」

これも御手洗潔シリーズの長編。

序盤からサイケデリックでグロテスクな描写の連続に驚くが、

驚いた時点で筆者の術中にハマっている。

緻密なプロットと張り巡らされた伏線を鮮やかにまとめていく手腕に脱帽。名探偵・傷彦ではこうはいかない(笑)。

物語がうっすらリンクしているので、順番的には「占星術殺人事件」のあとに読むのがオススメ。



浅田次郎「お腹召しませ」

歴史モノ短編集。

侍の生活感と感情の振れ幅ににリアリティがある。

筆者の視点と調査の確かさの賜物であろう。



浅田次郎「獅子吼」

さまざまなテーマの短編集。

胸に迫る、確かな筆致。

温かな読後感。


原田マハ「キネマの神様」

家族愛、映画愛を描き

映画化もされる予定の作品。

原田マハ一流のヒューマンドラマに涙を堪えきれない。素晴らしい心の交流と文化への愛情。片桐はいりさんによる解説も名文です。

映画は来年四月公開?ジュリーが主演?

観にいかなくちゃ!



重松清「あのひとたちの背中」

13人の表現者たちとの対談集。

特に鈴木成一さんの仕事の流儀というか哲学に感服しました。



中川右介「萩尾望都と竹宮惠子 大泉サロンの少女マンガ革命」

アツい、あまりにもアツい!

少女マンガの黎明期は

こんなにもアツかったのか

ふたつの巨大な才能のぶつかりあいもさることながら、

スタッフ的な存在の方々の想いも燃えたぎっている。

この時代を、別の人の視点で描かれる作品も読んでみたいと思わせる。


磯田道史「日本史の探偵手帳」

初読ながら

歴史への視点のフェアさに感心しました。

主に経済学の角度から斬り込んでいく、その太刀捌きは鮮やか。



内田康夫「靖国への帰還」

戦時、戦争を主題とした小説。普段自分ではこういう本は選ばないので、読んでいて新鮮。淡い恋と それを引き裂く戦争。時代に作用する、どうしようもない力。

それは今も昔も、たしかに存在する。

主人公が現代のいびつさを看破してゆく爽快さがあるし、クライマックスの浄化作用が心地よい。

あとがきを読んで驚きました。



吉本ばなな「大人になるってどんなこと?」

傷彦の生配信「生傷」で朗読もしましたが

非常に気持ちの良い考え方の持ち主で、これを読むことによって、心のどこかがラクになる、そんな本だと思う。


「平家物語」

まだ読んでる途中。

できれば音読したい本。