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Great Journey

【Great Journey in South America】エル・チャルテン→エル・カラファテ→プエルト・ナタレスへ

2020.12.31 06:43

フィッツロイを満喫した私たちは、エル・チャルテンの街を後にし、次の目的地「パイネ国立公園」があるプエルト・ナタレスを目指した。


エル・チャルテンからプエルト・ナタレスまでは距離があるため、途中のエル・カラファテまで向かう。



大型バスに乗り込む。

エル・チャルテン、エル・カラファテ共に世界的な観光地ともあり、バスの乗客もバックパッカーだけではなく、多くの旅行客が乗車していた。

広大なパタゴニアの自然を横目にしながらバスに揺られる。

途中自転車で南米縦断をしているとみられる旅行者ともすれ違った。

こんなにも綺麗な景色を見ながら走るのであれば、苦でもないのかな…

いや、しんどいだろうな。

そういえばエル・チャルテンのテント場で自転車で南米縦断をしていると言う日本人青年に出会った。行きたいところに自由に行けるのは良いけれど、尋常じゃないぐらいしんどいって言ってたな…すげぇや。


約3時間ほどでエル・カラファテの街に到着。

エル・カラファテには、有名なロス・グラシアレス氷河があるため、街は観光客で賑わっていた。

中心街には土産物屋がずらりと並び、飲食店も多い。

私たちは比較的街の中心にあったキャンプ場にテントを張った。

ここは他のテント場よりも安く、1人800円ほどであった。

明日プエルト・ナタレスに移動をするので、バスのチケットをバス停で購入して、スーパーマーケットで夕食、翌日の朝食の食料調達をした。

キャンプ場。

もはや、見慣れた光景だ。

この日はスープもつけた。


このキャンプ場は大通りが横にあり、車の音を聞きながら眠りについた。今までの自然の中でのキャンプとは大違いだ。


翌朝、プエルト・ナタレス行きのバスに乗り込んだ。

プエルト・ナタレスはチリにあるため、アルゼンチンからチリへ国境を越える。



この国境越えで事件が起きる。


まずアルゼンチンを出国。

簡単な荷物検査をだけで難なくクリア。

次にチリ入国。

ボリビアからチリに越えた時は荷物検査が異常なほど厳しく、鞄の中のものを全部出した。

今回はアルゼンチンからの入国だからなのか、荷物検査はあって無いようなものであった。

そして無事、チリに入国。

バスの乗客はかなり多かったため全員が手続きを終えて、バスに乗り込むのを待つ。

友達は待つ間トイレに行くと言い、トイレに向かった。


私は先にバスに乗り込み出発を待っていた。

次々と乗客が乗り込んでくる。

いっぱいになった頃合いを見て運転手がエンジンをかけ出した。

しかし、まだ友達が戻ってきていない。

やべぇじゃん!って思っている間にバスは走り出した。

そして外を見ると友達が本気でバスを追いかけていた。笑

この光景は今でも忘れない最高に面白かった。笑


私はバスの運転手に友達がまだだからちょっと待ってくれ!といいバスを止めた。


友達は無事乗車できた。

「大便してたらバスのエンジン音が聞こえてケツ拭かずに走ってきたわ。」

国境で置いてかれたらそれはそれで良い思い出になり、ならないか。笑

私も一度19歳の時タイ・カンボジア国境で置いてかれて携帯もなかったため、マジで死ぬかと思った。


にしても無事に乗れて良かった。


そんなトラブルもありつつ、バスは発車し走り続けた。

4.5時間ほどでプエルト・ナタレスに到着。


プエルト・ナタレス。

ほとんど南極に近いところ。

小さな街だが、この街はパイネ国立公園という世界遺産の山がある街なので、観光客は多い。


私たちはまずテントを張れるテント場を探した。

バス停から5分ぐらい歩いた場所にキャンプ場があったのでそこに張ることにした。

ぼこぼこだけど、寝れたらオッケー。

テントを張り、食材の買い出し。

もはやこの流れはルーティンだ。

パイネ国立公園バイキング用の食料も買い出しして、晩飯作り。

自称野菜炒めを調理。

白飯を炊く技術も日に日に上手くなる。

味はもうもはや気にしていない。

テント場からの夕焼けは凄く綺麗だった。

私たちは毎日の冒険の連続で疲労が溜まっていた。

明日向かうパイネ国立公園は歩けるのか心配だった。

とにかく疲れを取るために、今日も硬い地面に横になり眠りについた。