【実践編】プルとプッシュを組み合わせて上手にSNSを使いましょう
さて前回『プル型』の発信と『プッシュ型』の発信の違いについて説明しました。
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このプルとプッシュをちゃんと理解して、上手く組み合わせて使うことで、より強力な発信ができると前回説明しました。
では具体的には何を使ってどのようにしていけば良いのでしょうか?
プル型発信はいわば、
路上で大きな声をだして演説(プレゼン)をする事に似ています。
人通りが少ない場所で話をするよりも、沢山人通りがある場所でプレゼンをする方が、立ち止まって聴いてくれる人の人数も(確率的には)高くなります。
それに比べてプッシュ型発信は、
いわゆる〝ナンパ〟です。笑
つまり1人1人直接肩を叩いて声をかけて話を聴いてもらうイメージです。
大声で大衆に語りかけても、よほど興味がある人や物珍しく思う人しか寄ってきませんし、そう簡単に話は聞いて貰えません。
ですから、自ら人に声をかけにいくことは一見労力が莫大にかかるように思えますが、確実に狙った相手に話を(一瞬でも)聞いてもらうことができるでしょう。
もしくは大きな会場に人を集めて『講演会』を行うのも、ある意味プッシュ型です。
聞かざるを得ない状況に持ち込んで、話を聞いてもらう。つまり相手の自主性に関係なく話をするのがプッシュです。
さてこれを踏まえてあなたがSNS、インスタを運用するとしましょう。
インスタでプルとプッシュを例えるなら、
プルは『投稿』『ストーリー』『リール』などが挙げられます。
これはただフォロワーに対して無作為に投げつける情報なので、相手のTL(タイムライン)に上がって来なければ受け取ってもらう事ができません。
効果がでるまで〝待ちの姿勢〟でいないといけませんので、時間がかかってしまいます。
プル型で発信した内容をわざわざメッセージで狙った人に送りつけてみてはどうでしょうか?
言い方がちょっと乱暴に聞こえますが、笑
例えば『〇〇さん、お元気ですか?先日の××がどーのこーので、〇〇さんのためにナントカを用意してみました。』と直接お手紙のように情報を届けるんです。
ブログやコラムもプル型であるので、ただ作って投稿しているだけではお客様に届きませんが、それをLINEなどのメッセージに乗せてプッシュすれば、より確実に相手に情報が届く確率が高まりますよね!
ほとんどの人はこの『プル型』はするのですが、わざわざ『プッシュ型』をする人が極端に少ないのです。(※前回のブログも同じシメでした笑)
コンテンツを作ってぼーっと待ってるんじゃなくて、ちゃんと相手にプッシュし届ける努力まで行って、効果的な発信や集客をしていってください。