月・惑星のCMOS撮像 (8)
2020.12.13 11:05
0.5×レデューサー テレビューTリングアダプター
今回は、CMOS撮像に用いる小物?のご紹介です。
1つ目は、0.5×レデューサーです。CMOS撮像では、倍率を抑えたい時にレデューサーを使います。レンズや反射鏡の焦点距離を半分にするのが役割です。AstroStreetとありますが、台湾のGSO社のOEM品です。GSO社は、笠井トレーディングが扱っているので、以前から知っていました。Amazonで2800円(送料込み)程で購入できます。GSO社の製品は精度が高く、安心して使えそうです。
ADC(大気分散補正プリズム)を使わない場合、上の写真のように接続します。左からCMOSカメラ、0.5×レデューサー、UV/IRカットフィルターの順です。
2つ目は、テレビュー社の1 1/4インチパワーメイト用Tリングアダプターです。Tリングは、カメラの接続によく使われているネジの規格です。
Tリングとの接続のために、テレビューパワーメイト5×や2.5×(31.7mm径用)を、スリーブ部とバーロー部に分けます。
パワーメイトバーロー部に、Tリングアダプターをねじ込みます。
ADCやCMOSカメラへの接続例です。パワーメイト先端にIR/UVカットフィルターを付けた場合、像の劣化があるかもしれません。今後、実際に使用して確かめようと思います。