辻有希さんとちいさなカトラリーを作る会
昨日開催した、木工作家の辻有希さんと五風十雨にあった伐られてしまった木をつかってカトラリーを作る会は無事に終了いたしました。
このような状況のなか、お越しいただいた皆さま、ありがとうございます。
朽ちていくだけだったかもしれない裏にあった木が、有希さんとみなさまの手によって日々の道具に生まれ変わっていくことが、とても感慨深く、豊かな気持ちになりました。
木もそれぞれ、作る人によって出来るものもそれぞれ。
みなさまの創造力や集中力、うちに秘めた力をとても感じ、みなさまの楽しそうなお顔もうれしく、とても素晴らしい日となりました。
足をお運びいただき
ありがとうございました。
このような状況で今回は少人数での開催になったり、参加できなくなってしまった方もいらっしゃったりと残念でしたが、また有希さんと第2回も開催したいと話しております。
来年以降、どうぞお楽しみに。
また
この会において何より
参加する方々が楽しく作りやすいように、きめ細やかな準備を整え、当日は参加する方への創造力を引き出すように教えながらすすめてくださった有希さんに感謝です。
ありがとうございます。
会の最後には、自分で作ったカトラリーを使い、有希さんの作品である木のプレートでおやつを召し上がっていただきました。ちいさなプレートは茶托がわりに。
おやつは
わたしが最近とても心を寄せている最中。
最中の皮は小樽の藤崎さん。
小豆とさつまいもの2種類の餡、豆乳クリームなどなどをお好みでのせたり挟んだり。こちらもそれぞれのお好みで楽しめるようにしました。
お茶は、ほうじハッカ茶をご用意しました。
会の途中で撮影にご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。
○
わたしも、最後に一つ作らせていただいたのですが作業の細かさや、ほんのちいさな刃入れでも変わっていく木の表情に驚きました。
普段目にしたり手にしている木工作品が、いかにたくさんの手であったり時間や考えがかけられているのか、ということを実感しました。
「木と相談しながら」
と何度も仰っていた有希さんの言葉がよくわかりました。
わたしの初めて作ったカトラリーは、味見スプーンになりました。すこし歪でハプニングもあり危ういものになりましたが(笑)気に入っています。
○
今回の会を通して
朽ちていくだけだったかもしれない木の枝が
新しい始まりを迎え
みなさまの日々に寄り添う道具
となりましたら幸いです。
ありがとうございました。
有希さんの今後の活動もますます楽しみです。ぜひ彼女のホームページなどで活動や作品をご覧ください。
辻有希さん
http://akitsuji.com/
instagram @_aki_tsuji
たくさんの感謝を込めて。
2020.12.13