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対訳フランス語で読む「カルメン」《CD付》本ダウンロードepub

2020.09.06 22:56

対訳フランス語で読む「カルメン」《CD付》

, 柏木 隆雄


対訳フランス語で読む「カルメン」《CD付》 は 柏木 隆雄 によって作成されました 各コピー2530で販売されました. Le livre publié par 白水社 (2018/10/26). Il contient 143ページ pages et classé dans le genre genre. Ce livre a une bonne réponse du lecteur, il a la cote 4.5 des lecteurs 1. Inscrivez-vous maintenant pour accéder à des milliers de livres disponibles pour téléchargement gratuit. L'inscription était gratuite.

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対訳フランス語で読む「カルメン」《CD付》本ダウンロードepub - 内容紹介漱石、芥川、太宰もまねた、名オペラの原作 オペラで有名な「カルメン」ですが、実はその原作は夏目漱石ら日本の近代作家も手本としたほど。わずか10篇たらずの作品で「短篇の名手」と呼ばれたメリメの文章を、原文の抜粋で読んでいき、傑作の秘密を探ります。原文、注、訳文、「読解のポイント」が読みやすくレイアウトされています。ミカエル・フェリエ氏のすばらしい朗読で、音声でもお楽しみいただけます。内容(「BOOK」データベースより)オペラとなって喝采を博し、日本の近代作家たちのお手本となった短篇の名手、メリメの傑作。著者について大阪大学大学院博士課程単位取得、パリ第VII大学博士。現在大阪大学名誉教授、大手前大学客員教授。主要著書に『イメージの狩人 評伝ジュール・ルナール』(臨川選書)、『こう読めば面白い!フランス流日本文学』(大阪大学出版会)、訳書にバルザック『暗黒事件』(ちくま文庫)など。著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)柏木/隆雄 大阪大学大学院博士課程単位取得、パリ第7大学博士。大阪大学名誉教授。現在、大手前大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)以下は、対訳フランス語で読む「カルメン」《CD付》に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。

作品の舞台は19世紀前半のスペイン。軍人ホセは、情熱的で自由奔放なジプシー女カルメンに惚れたばかりに盗賊家業に身を落とし、思い通りにならない、あくまでも自由を望む彼女を刺殺する(オペラでは闘牛士の愛人になったカルメンに復縁を迫るも拒絶されて刺殺)。歌劇でおなじみのストーリーだが、原作には、ホセの身の上話の聞き手である考古学者、ジプシーの生態を述べた「第4章」などが存在し、その物語構造はより複雑である。文学に興味があり、フランス語初級文法を一通り熱心に学習し終えた読者にぜひおすすめしたい。57の名場面からなる。対訳本として左ページにフランス語、右に日本語訳。日本語訳は、テキストと突き合わせるようにできるだけ前から順番に、丁寧に訳されていて、それでいながらごく自然な文体でとても読みやすい。原文のニュアンスを汲むことにもきわめて意識的だ。語り手とホセとの緊張感をはらんだ出会いといった場面や、くせのある登場人物たちの描写がまざまざとまぶたに浮かび、物語世界に引き込まれる。語り手や彼らの特徴的な口調は、あたかも落語を聞いているかのように、それぞれの性、性格、社会的な立場はもちろん、恋や嫉妬、激高や絶望を効果的にあらわし、そして揺れ動く感情の機微さえ十分に感じ取らせる。原文の下には「注」があり、フランス語の語句の注解のみならず、地理的な解説、メリメ自身の注を取り上げていてとても便利だった。その対にある「読解のポイント」では、注意すべき描写、ある言葉、ある場面が喚起させるイメージ、作者の暗示的な意図などわかりやすく解説している。作者の仕掛け・伏線についての言及はさながら道標のようで、読者はそれらを留意して読み進めていくことになるだろう。「読解のポイント」を読む前に、どこが読みどころか、どのような点が面白いか考えてみて、あとで答え合わせをしてもいいかもしれない。メリメ作品の典型的なヒロイン像、小説とオペラの内容的な相違、なじみのないバスク人とジプシーの気質など、知っていればより作品理解を深めてくれる「コラム」はありがたい。なかでも、日本文学における『カルメン』の受容については特筆に値する。漱石、芥川はどのような形で(水浴の場面、猫の習性などを)作品に取り込み、それらをどう効果的に機能させているか、とても興味深く解説されている。ぜひ手に取ってほしい。以上のことは、同編著者による『こう読めば面白い!フランス流日本文学』に詳しい。付録につくCDの朗読は適度なスピード感があって聞きやすく、電車でフランス語の勉強として聞いている。が、しばしばうとうとしてしまう、発音が心地いいということだろう。精読、歴史的文化的な背景の解説、作品解釈から、その枠組みを超えた日本文学との比較。文学を読むには正確で緻密な読みとともにダイナミックな視点も不可欠であるとあらためて実感した。学生の訳を聞きながらじっと目を瞑りながら聞き、それに対しての問い、コメントをされる。「対訳」でありながら「対話」である、大学の授業を受けているような臨場感あふれた瞬間を体験し、学生に戻ったような懐かしさを感じさせた。

によって 柏木 隆雄

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