オンラインワイン会(WFSO):ゲゼルマン×銀座壮石を開催しました。
2020.12.14 11:22
先週土曜夜はオンラインワイン会のWFSOを開催しました。
いつもの通り、別府さんと共に、今回はオーストリア ミッテルブルゲンラントの造り手「ゲゼルマン」をご紹介しました。
当主のゲゼルマンさんの姪にあたり、マーケティング&セールスを担当するアンジェリカさんにワイナリーからご出演いただきました。
ゲゼルマンは、名指揮者 小澤征爾さんも愛されるワインで、オーストリアを代表する造り手の一つです。
今回はフォン・レーム、クライツァー・レゼルブの2種のブラウフレンキッシュと、それに合わせて、「季節の炊き合わせ(蛸の桜煮、京人参など)」「鰤の照焼き」「穴子の棒寿司」をご提供しました。
ゲゼルマンのブラウフレンキッシュは正調な風味で、贅肉を削ぎ落とした筋肉質で、とても綺麗な味。ブラウフレンキッシュに重要な酸味と赤系果実の綺麗な果実味、そして、レゼルブには第三アロマが感じられ、とても素晴らしい造りでした。
ミッテルブルゲンラントは粘土質でスパイシーで重ったるいイメージがありますが、輸入元の飯田さんの取り扱う最上級の”G(ゲー)”の印象、そして、以前に飲んだ日本未輸入の”Bela Rex”の感想からも非常に洗練されたイメージを持っており、今回もそれを感じました。
繊細なブラウフレンキッシュと今回の料理も相性が素晴らしく、個人的には、鰤の脂と血合の部分はレゼルブと、筋肉質な肉の部分はフォン・レームと絶妙なハーモニーでした。
来月も開催を予定しておりますので、またご案内をさせていただきます。