ウイリアムのくせに生意気な 08年3月30日号
みなさんこんにちは、ウイリアムの柳沢耕平です。今回は、ウイリアムのイベントにようこそいらっしゃいました。素晴らしい音楽家の皆さんと共に最高の音楽をお届けできるように精一杯頑張りますのでよろしくお願いします。今年に入ってから激動の3ヶ月でした。他のメンバーが辞めて、どうしようか考えましたが、僕を救済するために4人のすばらしいメンバーが力を貸してくれることになりました。
ギター 近藤雄亮(元カードボードボックス)
長年一緒に演奏してきた近藤雄亮君、僕はカードボードボックスでオルガン弾きとして参加してきて、彼もウイリアムをギターでサポートしていたので、お互いの技を知り尽くしていて、こうきたらこうやるみたいなことが全部分かっているのです。
ベース 守屋健
ウイリアムで弾いていた事もありますし、僕も鍵盤弾きとして彼と一緒に何度も演奏してきたのでばっちりです。彼の家はベースとベースマガジンとCDとコンポしかないくらいのベース馬鹿というか馬鹿ベースです。
ドラム 高橋恭平
一言で言うならルーキー。
キーボード 鎌田雅人師匠
僕が19のときからお世話になっている文字通り「音楽の師」であります。音符の読めない僕に、手拍子で分かりやすく音符を教えてくれ、鍵盤のテクニックや作曲、シタール、他数え切れないくらいの事を僕に教えてくれました。おかげで色々なことができるようになりました。そして今日は6年ぶりに同じステージで演奏していただきます。自爆してでもピアノを間違えるわけにはいきません。
そんなメンバーでお送りする今日のステージを思う存分楽しんでいってください。というか僕らが楽しみます。今思ったけど、人前で自分の唄を演奏するのは好きな人に告白するのと大して変わらないくらいどきどきするし力を使う。うまく言ったときの気持ちも、だめになったときの気持ちも、毎回僕は告白し続けるんですね。「I'm a songwriter ピアノを叩き 繰り返す表現のみが唯一存在の意義です。」
思い切りシンプルなものを作ってみよう
「思い切りシンプルなものを作ってみよう」と、全曲ピアノと声のみの弾き語りのアルバムを発売します。なにが好きってやっぱりピアノなんですね。店に行ってピアノ売り場があったら必ず覘いてしまうし、ピアノがあるライブハウスは大好きだし、打ち上げでふざけて弾くのも楽しかったりするのです。幼稚園生の頃は嫌で嫌で仕方なくて、ピアノ教室を脱走した事もあったのに不思議なものです。1音1音どうやったらよい音になるかをいつもイメージしています。最近は練習を全然していなかったから、またしっかり頑張らないとな。グランドピアノ買ってその下で寝泊りしようかな。