PROFILE
プロフィールを開いてくださりありがとうございます。
こんにちは。片桐結です。
SNSには沢山自己紹介を記述する場所がありますが、便利なこの時代、色々な活動をしてきましたので、せっかくだから写真もつけて私のことをたくさん知ってもらおうと思い書いています。
なんなら生い立ちを全て書く勢いです。
これを読めばもう片桐という人間の9割が分かります。
良かったら読んでみてくださいね💭
1998年8月12日
東京都新宿区生まれ / A型
都立工芸高校インテリア科卒
桑沢デザイン研究所 スペースデザイン専攻卒
▪️過去の活動
イベント企画運営団体 Team Cinderella
▪️現在
engivy design 代表
Fuelwa 主催
▪️好きな音楽
Van Halen / GUNS N' ROSES / DAVID BOWIE / Mötley Crüe / Cyndi Lauper / L'Arc~en~Ciel / BLANKEY JET CITY ...
80'sのハードロックが好きです。古いロックが好きです。最近のもいろいろ聴きます。
▪️好きなもの
コインロッカーベイビーズ (小説) / スワロウテイル (映画) / ティムバートン / カルロ・スカルパ / サルバドール・ダリ …
この記事はとっても長くなるので、サクッと自己紹介をすると、建築デザインを勉強し、空間からグラフィック、アート活動、イベントの企画やコミュニティの設立など、『楽しそうなことはとりあえず全部やる。』をモットーになんでもやっています。
活動、現在もろもろ、詳しくは全部この後にお話しします💭
お時間のある方はぜひこの後の内容も読んでみてくださいね!
⬛️ 1. 中学校まで ⬛️
曾祖父が画家で、幼い頃から絵に触れていました。
若い頃の写真もかっこよくて、遠い昔の記憶ですが、とても優しいひいおじいちゃんでした。
私は心から尊敬する人が3人いるのですが、1人目がひいおじいちゃんです。
地元の中学が荒れていたため、受験をして私立中学に入学…。
ちなみに部活は吹奏楽部、楽器はクラリネットでした。さらにどうでもいい情報ですが、入部当初、楽譜は読めませんでした。中高一貫なので下は中一から高三まで。朝練もきついし夏休みも冬休みも部活だし、上下関係も厳しかったですが、食らいつく根気と、礼儀と、やりがいの楽しさを学んだのはここでした。
今でも覚えていることは、クラリネットの先生に言われた「謙虚でいながら自信を持ちなさい。」という言葉です。合奏のアドバイスの際に言われた言葉ですが、演奏に限らず、なにかを極める上で全てに共通することかなと思い、自分の中で大切にしています。
そんなこんなで毎日を過ごしている中、2013年。中学2年生の頃、「プロフェッショナル仕事の流儀」でnendoの佐藤オオキさんの特集をたまたま目にします。当時放送されていた中でも私が惹かれたのが、お箸のデザイン。
中学2年生の私にとって衝撃でした。2本の棒を、こんなにも豊かにできるのか。デザインってとっても面白そうだし素敵。
あとなんだか、「あ、今日ですか?飛行機ですね、ミラノサローネに行きます。」って言うデザイナーかっこいい。私も言ってみたい。というめちゃくちゃな憧れを抱き、美大に通っていた母に「工芸高校って知ってる?」と言われ、ここで私の人生が大きく動きます。
とはいえど、私は私立中学を受験した身。中高一貫の場合はそのまま付属の高校に進学するのがおきまりですが、
片桐「高校受験します!!!!!」
担任「落ちても付属高校には進学させないぞ!!!!!」
片桐「それでもします!!!!!」
という流れで持ち前の行動力を発揮し全力で勉強、都立工芸高校のインテリア科に入学します。
⬛️ 2. 高校生活 ⬛️
工芸高校に入りたいけど学科が5つあったのが受験前の悩み。デザイン科、グラフィックアーツ科、マシンクラフト科、アートクラフト科などなどありましたが、インテリア科を志望した私でした。
理由は色々ありますが、おじいちゃんが代々継がれる木工所の人だったこと。佐藤オオキさんの活動がプロダクトから建築までで、経歴に「建築」の文字があったこと。
当時はやんわりとした感覚でしたが、建築がなんだか楽しそうだったこと。
そんな理由でインテリア科ライフが始まりますが、何よりも課題がつらい。桑沢に入ってからも思いましたが、工芸高校のほうがしんどい。
カリキュラムも実技が多いですが、第一の難関が忘れもしない正32角形。
ボールペンでひたすら32個の頂点から線を引く課題です。少しでもズレたり線の太さが変わったらゲームオーバー、ちなみにこれは2枚目ですね。
アクリル平面構成の課題もありましたが、インテリア科はまずマスキングテープ禁止、ホワイト修正も砂消しも禁止で、ムラがあれば1から描き直し、烏口使用必須というスパルタアクリル指導でした。
という基礎から、手書き製図、CAD検定、木工、店舗設計課題に住宅設計課題、コンペ、徹夜、とにかく課題の毎日という高校生活を送っていました。
そんな日々の中、実技課題はとても楽しかったのですが、何かが足りないことに気づきます。クラスメイトはオタク気質が多くて(悪いことでは無いのですが!!)、青春!みたいな高校生特有のキラキラが無い!学校は水道橋、東京ドームシティ、ラクーアが近くにあるのに、放課後ろくにジェットコースターも乗らない!やばい!もたもたしてたらJKブランドが終わってしまう!
焦った私はTwitterで、イベント企画運営団体のチームシンデレラの応募ツイートを見かけ、勢いで応募します。
⬛️ 3. Team Cinderella ⬛️
チームシンデレラは、女子高生のイベント企画運営団体。運営会社は広告代理店です。女子高生という字面はめちゃくちゃ怪しいですが、年に一度代々木第一体育館で新しい進路イベント、「Cinderella fes」を開催し、1万3千人を動員するでっかい団体でした。
私の尊敬する人2人目、清宮さんに出会ったのがチームシンデレラでした。
イベントの企画の楽しさ、でっかいことをやり遂げるやりがいを知ったのがチームシンデレラ。
難しいお年頃の80人程の女子高生をまとめあげて、企業さんとタイアップして企画を組むことがメインでしたが、今考えると軽いファシリテーションのようなことを学ばせて貰ったなぁという気持ちです。
1番最初に参加した企画は、日本郵便さんと、JKに年賀状を広めよう!というイベント。
ほかにも、ゲームアプリ会社さんとコラボして東京ゲームショウに出展させて頂いたり、カラオケ会社さんとカラオケルームの企画を行ったり、メイド喫茶にJKが行くような企画を打ったり、ニコニコ超会議の取材をしたり、新聞載ったり海の家やってみたり、めちゃくちゃ色々してました。
清宮さんは夢を叶えるために大切なことを沢山教えてくれました。めげそうになったら思い出すようにしている、清宮さんが言っていた言葉があります。
1つ目は「1度何かを諦めると諦める癖がつく。何度も乗り越えれば強くなれる。」
2つ目は「海外に行ったら英語で話さないとご飯も食べられないし水も飲めない。そういう時に英語が話せるようになるなら、人間底力を出せばほとんどのことはなんでも出来る。」
それからは、思いついたことはなんでも全力でやってみよう。めげそうになっても、全部諦めない。そんなことを大切にして日々を過ごすようになりました。
⬛️ 4. 桑沢デザイン研究所 ⬛️
工芸高校は実技がたっぷり。入学当初の偏差値は高めですが、そんなカリキュラムの唯一の欠点が、学年が上がるにつれて学力が下がっていくこと…。
大学への進学も考えましたが、せっかくならもっと実践!実践!そして実践!な学校生活を送りたいと思った私は、桑沢デザイン研究所に入学しました。
どうでもいいですが手前の金髪が私です。高校時代から顎の下にはパチンコ玉(ピアスです。)が空いていましたが、学校があるのは渋谷と原宿の間。ファッションも髪もピアスもなんでもありで、さらにパンチが加速しました。
これもどうでもいいですが学祭の準備期間の写真ですね。友人が持っているのは金属バッドではなく模造紙が巻いてあった筒です。
そんなこんなで1年はクラス分けがバラバラで総合デザイン科。2年からはビジュアルデザイン、プロダクトデザイン、スペースデザイン、ファッションデザインに別れ、私はスペースデザイン専攻へと進みます。
学生生活の集大成といえば卒制ですが、こちらの記事で写真とともにたっぷりお届けしています。私にとっては高校生活含めた6年間の集大成でした。よかったら覗いてみてくださいね。
新しい墓地のあり方の提案です。青山霊園が舞台です。
上は作品説明。下が、重複する内容もありますが、そんな卒制に至るまでの気持ちや経緯を書いた記事です。
⬛️ 5. engivy ⬛️
桑沢デザイン研究所のスペースデザイン特論という、スペシャルな講師が週変わりで講義をする授業で、SCAPE、塩浦さんに出会います。
私が尊敬する三人の一人が塩浦さんです。
桑沢卒業後、建築系のアトリエに就職するか、自分でやっていくかどうしようか。迷っていたところ、建築を始め幅広い活動をされている塩浦さんの講義を聞き、私が図々しく相談に行くと、先生は親身に相談に乗ってくださいました。
桑沢卒業後、建築系のアトリエに就職するか、自分でやっていくかどうしようか。迷っていたところで、『やってみればいいじゃない、事業計画書とキャリアマップ書いてみなよ。』と後押しをしてくださり、engivyが生まれました。
engivyは宍戸漓蘊と二人でやっていますが、宍戸とは専門の1年生の時にデザイナーコミュニティのような会で出会いました。
桑沢在学中に私の持ち前の勢いに任せ、年に1度のペースで、二人でインスタレーションやアートの展示会を開いていましたが、『何か立ち上げるなら一緒にやる』と宍戸が言ってくれたので、デザイナーユニット engivyとして、二人で動き出すことになりました。
過去の展示会の様子も、engivyのウェブサイトに載せてあります。
相方のウェブサイトもよかったら見てくださいね。
⬛️ 6. Fuelwa ⬛️
最新の活動です。
まだ始まったばかりなのでこれからどんどん情報を発信していくつもりですが、現状をここに書こうと思います。
Fuelwaの発端は、私が真面目にデザインを語れる友達がもっと欲しいと思ったところからです。
フリーランスで動き出した桑沢の友人、桑原と久しぶりに電話していたところ、『もっと同じ世代の輪を広げたいよね。』という話になりました。
桑原も同じく、友人と二人でbergere et paysansというブランドを立ち上げて活動しています。
そんな bergere et paysans の二人と、engivy の私と宍戸、4人で始めたのが Fuelwa です。
現在メンバーは15人。
空間デザイン、建築デザイン、ファッションデザイン、ゲームデザイン、グラフィックデザイン、アーティスト、医学、経済学…。デザインやアートを始めとし、様々なジャンルの夢に向かって頑張る20代を集めています。
月に一度レンタルスペースを借りて、自己紹介、フリートークタイムを取ったり、自分の好きなものについてのスライドを持ち寄りプレゼンテーション、意見交換会を行ったり、やりたいことをブレストしてみたり。
今後の予定は、何か一つのテーマを、様々なジャンルから解決していく、いわば制作、講評会のようなものから大きな企画まで。
とはいえまだまだ始めて数ヶ月なので、こちらは今後の情報を楽しみにしていてください!
ウェブページも近々制作予定!
左上はスカルパの建築について熱く語る私です。
さて、長くなりましたが、果たしてここまで読んでくれた方はいるのでしょうか。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
これにて私のプロフィールはおしまいです。
今後もリンクは追加予定!
活動の幅もバシバシ広げて、楽しいことやモノ、場所を作って行こうと思います。
片桐 結