Vol.01 ニューヨーク

【TRAVEL】 NYは面白い街だ。

40年に渡ってあの街と遊んでいる私にはあそこは特別。

今はもう、70年代、80年代の醍醐味はないけれど、あの街にいると何故か、心が弾む。

Gay clubにむりくり通った20代

そしてたくさんの友人がいたN・Y

ブロードウェイに憧れたあの頃

TVのロケで行った時

あの街に憧れて住んだ90年代

歌のレッスンに通っていたニュージャージー

ロイヤルトンに始まりデザイナーズホテルに泊まり歩いた頃

蜷川さんや鈴木忠志さんの演劇で行った劇場

私のプライベート写真を撮りに行ったマイケル・トンプソンのスタジオ

どれも楽しかったし、たくさんの風景を想い出す。

今はもうゆっくりとした観光客として化しているがそういう今でも、あの街にいると何故か興奮、よく歩く。

あの街にあるものが今や東京にもあって、あまり面白くはないが、そんな所はよそ目にして新しいもの探すのがNY cityの楽しみ方！

今回も、2年前に行ったオフが面白かったので再び潜入。

潜入というのにふさわしい、ドキドキのパフォーマンス。

27丁目ウエストにある廃墟のHOTELで始まるこのエンターテイメントは客を15分ごとに入れる。

歩いてそのHOTEL内のパフォーマンスを観るので、うーん、3時間はかかる。体験する演劇！

シェークスピアのマクベスをモチーフに創られているようで入ると、とにかくまっ暗！

そこからサロンへと導かれ古いエレベーターに乗せられ・・・とにかく恐い！

マスクを渡され、絶対にそれをとってはいけないし、話をしてもダメ、そこに演者が現われ、ついていくと、全裸で踊っていたり、森が現れたり、病院は病室の匂い、血だらけの演者についていくと、突然走り出し押し倒されそうになった。セックスしている部屋もあれば広間で食事をしていたり、とにかく、演劇というよりインテリジェンスアミューズメントパーク。

元々はUKのカンパニーらしいけれど、とにもかくにも、NYはこういうおもしろいものがみつかる所。

そういえば、この街はサラダがおいしい。

遅まきながらそんなことも改めて発見。