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女性の生き方は「竹」

2020.12.15 06:27

Facebook・池内 秀暢さん投稿記事

ある方と女性性とは何ですか?  というやり取りをしておりました。

なかなか真相に至ることが難しいようなので、ヒントになると考えて昔の投稿を再びコピーさせていただきます。竹のお話です。   以下…・

女性の生き方は「竹」・・・・しなやかに生きる ・・ 

ある時竹林を見ながらこんなことを考えていました。

竹は少し風が吹くとすぐに右に左に揺れます。台風などの大風が吹くとさらに大きく揺れます。雨が降っても大きく枝をしならせます。

しかしヒノキや杉・松・楠なんかは、枝葉は揺れるものの幹はほとんど風が吹いた程度では揺れません。 なにかあってもどっしりと構えています。

これは男性と女性の強さの特性によく似通っています。

女性は、男性から見るとほんの些細な事でも、心が揺れるように感じます。

不安・悲しみ・不平不満などの愚痴・・・が、心の揺れです。

樹木は自分を支えられる力以上の作用が加わると、いきなり折れてしまいますが、竹は違います。

非常に大きな力が加わっても、竹は右に左に「しなる」ことで、力をかわしながら、やり過ごしています。

どちらが外部からの力に耐えられるかというと、おそらく竹の方でしょう。

男性の「剛」の強さに対して 女性の「柔」の強さです。

女性の強さは、この柔が特性だと思います。 愚痴も言わず 不安を仕舞い込んで蓋をして 一見何にもないかのごとくふるまうのは、女性の強さではなく、男性的な強さです。

女性は、不安や悲しみ・不平不満などの愚痴を、言葉に出して表わさないといけません。 男性のように黙って耐えていたのではよくありません。

右に左へと、揺れて力を逃がす事  これが言葉に表現する事・・という事

です。表現することで、自分を脅かすエネルギーを逃がしているのです。

では、竹はなぜ大きく揺れることが出来るか?  

という事ですが、樹木のように中がぎっしり詰まっていなくて、空洞だからです。

樹木は、樹の成長と共に幹の中がぎっしり詰まり、年輪を横に刻んでいきますが、竹は年輪がなく、一つ一つの節が年輪のあたるようです。

竹は、あまり太くならず成長と共に節を刻みながら、上に上に集中して伸びていきます。
一点に向かって伸びるのです。樹木とは違い、あまり横に横にと面積を広げては行きません。つまり周りに対して、自分が生きてゆく最小限のエリアを確保すれば、他を侵略的に陣地どりをせず、周りと共存しながら生きているのかもしれません。 

話しを元に戻しますが、つまり竹の中は「空」 くうなのです。

空であるがゆえ、柔軟性があるのです。 「空」は、「無い」という事でもあります。

物事はこうあるべきという観念が無い 無いから新しい観念を受け入れ自分を変えてゆくことが出来、環境に適応して揺れる事が出来る。

自分が変化成長すると、その観念はどこかに置き去りにされ、固定観念となりにくい。

「空」であるが故、いつでも自分をリセットできる。

恋人と別れて未練がましいというのは男性の方だと良くききますが、女性のほうがリセットできるのです。

ご夫婦でもそうです。 奥さんが先に亡くなるとご主人の方は早く亡くなるようですが、逆のパターンは女性は長生きするんだそうです。

「空」であるが故、子供を身ごもり、献身的に育てていくことが出来る。まこと女性は、本当に強いものです。

「空」であるが故、女性は素直でなんでも受け入れることが出来るのです。

竹は女性の個性をよくあらわしている植物だと思います。竹のようにしなやかに、女性の方々は生き、男性は樹木のように幅を大きくしながら、どっしりと生きていきたいものです。

樹木はところどころ1本でも、存在感を示しながら生きているところを見ることは多々ありますが、竹が1本だけ大きく伸びて生えている光景を見たことがあるでしょうか?

たいてい竹は、少なくとも数十本 数百本の群で林をつくって生息しています。

その竹林の中を見ると、数十センチ単位で地面から、竹が伸びています。

竹は1本ではか細く見えますが、集団をつくることで強く生存圏を守っているかのように見えます。

実際に竹林を見てみると、地面にはあまり草や別の植物が生息していないのです。 また動物もそう生息しておらず、パンダかトラ位なものでしょうか(冗談です!)

一方樹木の生息場は、様々な草木が生えており、生息する鳥・哺乳動物・昆虫などもたくさんの種類がいます。

樹木は、他の植物と競争しながら水分・養分・日光などを得ていますし1本の樹木が大きくなれば、その下には木はあまり生えません。

時には他の生物に、幹を侵食されたり、生命場を提供したりして、自分とは異なった様々な生命体の交流がダイナミックに行われております。

そういった意味では、競争・外界の異なった生物による刺激(ストレス)を強くう

けています

樹木は、同種または異種生物と競争しながら、外部に解放された環境の中でもまれて生きていく事で、自分を強く・大きく成長してゆくためのエネルギ ーとしているのではないか・・・・

したがって男性は、ある程度厳しい環境下で競争しながら生きてゆくことで強さや生命力を次第に身に着けてゆく習性があると・・・

大きくなればなるほど、外部の環境からのストレスも受けるが、同時に多くの生命を生かす場も、提供しています。

この点で、竹は竹という同種と共生しながら、竹同士で大きく生命場の面積を広げていく事で、ある意味閉鎖的に外部の異種生物の進入を阻みながら、 生存を脅かすリスクを減らし、生きているように思えます。

女性は、そのような過度の競争・解放された環境や多種多様な刺激の高い環境下では、女性性を十分発揮することは出来ず、生命力もだんだんそぎ落とされ、活力が低下し病気というリスクが高くなるように思います。

共生という集団の中で、自分を守りながら、その竹林という安心できる環境の中で、女性性を自然に発揮できる・・・男性と比べそのような違いがあるように思います。

では竹はどうして共生が得意なのか?  土の中を見ればわかります。

竹は地上では1本1本が独立して、単独で生えているように見えますが、1本の竹からは、根っこ(地下茎)が、伸びています。しかもその伸び方は、横に横にと広がっていっています。

一方樹木は、下へ下へと土の中に深く根を伸ばしていきます。 樹木の深さに対して、竹は浅くあるけれども、広がって伸ばしていきます。

この地下茎で、様々な竹と地下の中ではつながっているのです。

皆さん タケノコと言えば、竹の子供ですね。 このタケノコは花が咲いて種が出来て、地上に落ちたものでタケノコが生えてくるのではありません。

地下茎の根っこから、新しい竹が伸びてくるのです。 生殖活動を必要とせず、竹は竹の子孫を存続させることが出来るのです。

地下を掘ってみると、こっちの竹とあっちの竹と・・・たくさんの竹が地面の下の見えないところで、つながっているのです。

表面上は別々の竹に見えますが、あちこちの竹と、自分の竹は、同じ竹であることが、地下茎を見るとわかります。

これも女性の特性ととても似通っています。女性は感受性が豊かで他人の感じている悲しみや喜びを、自分のことのように感じ取れる能力をもっています。また男性より生命というものを尊ぶ傾向にあるように思います。

女性は、はじめてあった人とでも、話が合えばすぐ友達になれる能力を身につけています。

また口コミなどの伝達力は、男性の比ではありません。

どうやら女性は、自分と同種の方と「つながる」能力にたけ、同種の多くの方とつながり集団をつくることで、女性性が発揮されるのではないか・・・

しかし一方で、話が合わない人となにかをする事が苦手なように思えます。

これは本能として「自分とは異なる異種」と、判断して、生存本能として拒絶・侵入を拒んでいるのかもしれません。

樹木は花を咲かせ実を実らせ、風や雨水 他の生き物に「種」を運んでもらう事で子孫を残そうとします。しかし、竹は違います。

竹の花をご覧になられたことがあるでしょうか? 私は残念ながら1度もございません。

竹の花は、60年から120年に一度だけ咲くそうです。それも、自身が生命の危機を感じた時に・・・子孫を残そうと花を咲かせた後、自分は枯れていくそうです。

女性は、子供のこととなると自分の事は二の次にして子供を守ろうとする、 慈愛の精神を強く持ち合わせています。

このような竹の生きていく光景を見てみますと、誠に女性的な植物であるように思えます。

難病の自然治癒力を考えるとき・・・・

女性は、悲しみや苦しみの感情を、誰かに聞いてもらったり、同じ境遇にあるコミュニティーの中で触れ合う事で、互いの癒しの効果が期待できます。

また治病のモティベーションも、男性は自分がやり遂げるべき対象や成し遂げたいことのために力が出て、女性は、子供のために 家庭のためにというところからモティベーションが出てくる方が多いように思います。

家族のつながりが深く、家族が理解・サポートしてくれる環境が・・・・

競争や外部ストレスのない安心した環境が・・・・

女性の治癒力を引き出す1つの方法でもあるような気がいたします