1997〜2000 Fender Japan JB62 Order Colour / Rare ! 〜 SOLD
この当時の年度としては、完全にカタログ外カラーとなるオーダーによるものと思われるIndigo Blueを纏ったJB62です。
いわゆる第2期フェンダージャパン時代のCIJですが、間違いないのは木部トーカイ製ではない事が挙げられます。ダイナ楽器は基本的に組み込み作業をしていた時期に当たるので、木部提供は複数の製造元が存在しますが、特筆すべきはネックが非常にしっかりしており、ヘッドシェイプもフジゲン製とは比較にすらならないUSAシェイプに近いものです。
ロッドはほぼ出荷状態と思われ、ボルトオンのボディーとネックを外す際にも、余りにもピッタリでジョイントプレートのネジを回す事すら非常に慎重になりました。いわゆるデイティングはボディー、ネック全箇所を通じてこの一箇所のみです。( ジョンイングリッシュ製作期のマスビル並みのタイトさ…でした。あの頃のビルダー物はネジ4本を抜いてもネックとボディーが外れなかった程です。ジョンイングリッシュ、アートエスパーザ製作期ならマスタービルダーとしての対価を払う価値はあると思います。)
以上の観点から、考えられる製造元はアトランシア製ではないでしょうか?( 伝説のジャパンヴィンテージの名機、アリアプロのPE-1500の開発に携わっていた林信秋氏のオリジナルブランドです。アトランシアは現在は完成品としては、ベースのみでギターはラインナップされていません。個人的に大変敬愛している製作家でもあり、ギターの良し悪しは木部で決まる…と言う持論を持つ筆者が唯一所有目的で探しているフェンダージャパンは、CIJ時代アトランシア製の個体です。かつコンターフェチでもあるのでフジゲン製は所有目的では所持しておりません。)
個人的にはCIJ時代はアトランシア製に限って筆者も良個体を探しているくらいで…
( 似てはいるけど木部が弱いトーカイ…やヘッドシェイプやボディーコンターが余りにもジャパンと一目で分かってしまうフジゲン製よりも魅力を感じているからです。)
このカラーリングも非常に魅力的で、ミッドナイトブルーもしくはインディゴブルーと思われますが、両カラー共にダイナ楽器単独製造となった近年にカラーチャートに追加された限定色なので、この年度としては非常にレアなオーダーメイドカラーでしょう。
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