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サロンマーケター岩田のキャリア&マーケBlog

SNS集客がうまく行ってないのは『訴求のことば』が無いからです

2020.12.13 02:07






『訴求』という言葉をぼくはよく使います。どんな意味かというと、

お客様が買う気がおきるように訴えかけることを言います。




訴求する力、いわゆる『訴求力』は、

ネットでものを販売したり、集客したりするのにとても役立ちます。というよりむしろ、訴求力がないとモノは売れません。




例えばSNSでヘアスタイルを発信して、集客をしたいと考えたとき。

僕はこれを『陳列』『紹介』『訴求』の3つに分解して考えます。




・『陳列』とは、商品を(文字通り)陳列して棚に並べること

・『紹介』とは、商品の値段や良さなどを説明して紹介すること

・『訴求』とは、商品を買ってもらうためにお勧めすること




これが理解できれば、SNSやネットでの集客効果が劇的に変わります。

例をあげてみましょう。






例えばあなたがステーキ屋さんに来店しました。何を食べるかまだ決まってはいませんが、強烈にお腹がすいています。



するとシェフが目の前に来て、あなたに『本日のお勧め』を提案してくれました。

これを『陳列』『紹介』『訴求』の3つに分解して例えてみます。





【陳列】

シェフのお勧め リブステーキ 250g

¥2,800








【紹介】

シェフのお勧め リブステーキ 250g

¥2,800


リブとは牛の肋(あばら)の部分で、サーロインと同じく一頭で取れる量が少なくて貴重な部位。脂と赤身のバランスが良く、肉本来の味が堪能できるステーキです。







【訴求】

シェフのお勧め リブステーキ 250g

¥2,800


【リブステーキについて】

リブとは牛の肋(あばら)の部分で、サーロインと同じく一頭で取れる量が少なくて貴重な部位。脂と赤身のバランスが良く、肉本来の味が堪能できるステーキです。


【こんな人にお勧め】

・脂が多いサーロインが少し苦手な方

・いつもよりちょっと贅沢したい方

・しっかり肉を食べた感が欲しい方



【シェフより一言】

当店のリブステーキは特に焼き方にこだわって、お客様の好みをお聞きして最適な焼き加減でご提供します。肉は、その日の体調や食べ進める量によっても舌に乗せた時の味わいが微妙に変わっていくので、計算されたその変化をぜひお楽しみください。









いかがでしょうか!

陳列と、紹介と、訴求の違いは理解できましたでしょうか??

写真は同じでも、書いてある文章だけでこんなにも印象が違うし、食べたくなる気持ちが変わっていったでしょう。




これはインスタなどでも大きく違いがあって、ただ写真を陳列しているだけの人もいれば、紹介をしているだけの人がほとんど。

もちろんこのステーキのように『誰が見てもめちゃくちゃ美味しそうな写真』を撮れるなら良いですが、インスタには上手い写真がゴロゴロあってお客様は違いがよくわかりません。



ですので、ある一定のレベルより上を目指すなら『訴求』が必要なんです。



お客様が欲しくなるプレゼン、促しが大事なんです。これをサボってただ商品を陳列していても、誰も買ってくれません。

訴求はそれほど集客に影響します。




ぜひ『訴求力』をつけて、上手い発信を身につけていきましょう。