JUNJI SONODA ABALONE 6’3”
JUNJI SONODA ABALONE モデル
6’3”× 20.0”× 2.5” 34.6L
For SUGA-CHAN
パフォーマンスボードユーザーのトレーニングボードとしてシングルに乗りたいとの事で
モデル指定をせずにお願いしたところ、このABALONE アバローニモデルのシングルを
シェーパーがアレンジしてカスタムして頂きました。
アバローニモデルはピンテールのデザインで最初のリリースはたぶん4年前くらいだと思います。
最初はなんかクセのある形だなと思ってしまいましたが、乗る人の感想がすこぶる良く、シングルはもちろん、ツインでのパフォーマンスも良く、歴代のJUNJIモデルの中でもミセスキャメルモデル(キャメル夫人)同様に
変わったオリジナルデザインだけどめちゃくちゃ調子いいボードの1つです。
そのアバローニモデルのアウトラインを少し変えてよりナチュラルにして短めなミッドレングスという感じにしてみました。
今はツインのピンテールはいろんなブランドがやりだしたトレンドになっていますが、JUNJISONODAのオリジナルな感性はトレンドが来る数年前をいっていますね。
キャメルのボトムなんか世界の某一流シェーパーが数年後にリリースしてましたし、このパターンはいくつか他にもあるくらいです。
世界のトレンドシェープをパクる日本人シェーパーが多い中、パクリを異常に嫌いオリジナルデザインにこだわるのがJUNJIスタイルです。
ユーザーさんの最初のリクエストはレトロツインでした。
それはプロサーファーのYouTube チャンネルで、レールワークを練習したいならツインがいいですって言っていたそうです。
僕もそのチャンネル見ましたが、普段はハイパフォーマンスボードばかりを使う若いプロサーファーで、クラシックなツインを使っていましたが、ぶっちゃけ上手く乗れてないしそもそもスタイルがツインに合ってませんでした。
YouTube はすごく影響力がありますが、間違った情報もハンパないので特に行きつけショップを持たないネット購入オンリーの人や
信頼できる人が身近にいない人は情報を鵜呑みにせず注意して見てくださいね。
サーフィン上達とレールワークなら圧倒的にシングルフィンをお勧めします!
長さの選択幅も広いのでシングル初心者やスタイル次第で短めや長めなどを選択するといいと思います。
クラシックなツインを否定してる訳ではないですよ!
ただ個人的な意見ですが、ツインのサーフィンは、コンテスト系プロサーファーではなく
私のお気に入りは、伊藤勝則プロ、市東重明プロ、塚本ユウタプロ、あたりがめちゃくちゃクールに乗ってます。もう知ってますよね。
サーフィン上達は必ずしも大会で勝つことやジャッジからハイポイントを出す事だけではないと思います。
たくさんのサーフボードデザインの中から、自分が表現したいサーフィンをしやすいボードを選ぶ事が最も重要だと思います。
少しキツい言い方をすると、表現したいスタイルがない人って結構いますよね。
とにかく上手くなりたくて真面目にサーフィンの練習をひたすらしている人。
このタイプの人は上達が皮肉にも遅いと思います。
それはたくさんの知識を入れる学生に置き換えると、授業中のことよりも放課後のことの方がみるみる上達しませんでしたか。
真面目にサーフィンの勉強するのも素晴らしいです。
ただ上手くなりたければ
そういう事のような気がします。