Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

体系的な教育の大切さ

2010.12.10 06:11

朝起きたら 頭と喉がすこし痛かった。

今日は休みなので一日家の中で洗濯したり、本を読んだりした後

なにげなく5か月ぶりにピアノの蓋をあけて

気がつくと  

3時間以上もピアノの練習をしてしまった!

ピアノを弾くと自分が「稽古の虫」だということを思い出す。

ミスタッチしたり指がもたついたりすると

とにかくイヤ! 絶対にイヤ!なんだ。


いやいや 

あなたは20年ちかくもまともに弾いてないんだから

もたついて当然でしょ?

そうは分かっていても嫌なものは嫌やなのだ!


ピアノならもし半日ずっとひいていたとしても

息も切れないし

汗もかかないし

体のどこかが痛くなったりしない

アイシングもマッサージもしないで 

翌日もまたひくことができる。


やっぱり肉体を酷使する分 

バレエは効率が悪いというのは仕方がない。

バレエで何か結果をだしたければ

まずは健康と休養を第一に。


少しの時間から多くを吸収しようと努力する人 

とにかくたくさん練習に通う人 通える人 

体が丈夫であるかどうかも大きいと思う。




稽古の量もさることながら

音楽の「教則本」というのは非常によく考えられていて

体系的につくられている事に感心してしまう。


子供時代の私が調音のレッスンで書いた譜面をみると

今では自分にこれが聴き取れたこと

書き取れたことなんて信じられない。


小学高学年あたりから中学生頃のレッスン内容は


● 指練習の教則本を2冊

● バッハの組曲集から1曲  

● モーツァルトのソナタ集から1曲

● 和声とメロディーの調音(聴き取り&書き取り) 

● ソルフェージュ(初見で歌う練習) 


特別に才能があるわけでもないごく普通の子供が

15年間まじめに続けた結果 

聴く・読む・書く・歌う・演奏する


ゆるぎのない基礎を確実に身につけてくれた教育は

音楽学校で複数の先生から教わったのでもなく


たった一人のピアノの先生が私に教えてくれたこと。



ピアノを弾いている間にずっと

私が考え続けていたのは

バレエの場合は

これれらは何に当てはまるか?

でした。