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しずくのぼうけん

2020.12.17 13:51

https://iaph-philo.org/2017/11/11/%e3%80%8e%e3%81%97%e3%81%9a%e3%81%8f%e3%81%ae%e3%81%bc%e3%81%86%e3%81%91%e3%82%93%e3%80%8f/ 【『しずくのぼうけん』】より

あらすじ

ある水曜日のこと、おばさんが下げたバケツからぴしゃんとしずくが飛び出した。

そのしずくは、一人で旅に出た。

しずくはきれい好きなのに、旅の間に埃で汚れてしまった。

たまらなくなったしずくは、洗濯屋さんに行くことにした。

だけど洗濯屋さんの前で、親切なおばさんたちが教えてくれた。

この店はドライクリーニングだから、しずくは乾いて困ってしまうでしょう、と。その上、しずくには脱ぐ服をそもそも着ていない。

そこでしずくは考えて、お医者さんに行くことにしたが……

勢いよく展開していく話から目を離せない

ひょんなことから始まる、しずくの冒険。

短いページ数なのに、しずくがいろんなところへ行き、大冒険を繰り広げているかのように思えてくる。テンポのよい文章と、ぽんぽんと進んでいく小気味よい早い展開がそう思わせるのだろうか。

シンプルなデザインなのに、しずくの表情はとても豊かに見える。リアクションもコミカルだ。

起伏の激しい物語の展開は息をつかせないばかりか、しずくの行く先も予想できない。不測のおもしろさがある。

バケツからこぼれたしずくが、旅に出るというストーリーだが、途中でお日様に照らされて蒸発して空に上り、雨になって降る、などといった、自然現象を組み込んだ展開もおもしろい。しずくが主人公でなければ望めない展開が多数用意されており、まさに『しずくのぼうけん』というタイトルにふさわしい。

これは、しずくというキャラクターの冒険を通して、水の科学的変化を伝える絵本でもある。

「どうして雨は降るの?」と素朴な疑問を抱く子どもたちに、水の変化を分かりやすく説明する一助となるだろう。

しかし、それにしても、これだけテンポのよい絵本はなかなかない。

特徴的な書き文字字体もデザインとしておもしろいが、句読点が一切ない文章も個性的。

句読点を省くことで、語り口上のような演出になっている。

出版社のコメントでは、「モダン」という言葉が使われていたが、なるほどこれは確かにモダンだ。

なかなか日本の絵本ではめぐり合えない。アメリカ絵本の様子ともちょっと違うな、と思ったら、ポーランドの絵本だった。なるほどモダンか。モダン。腑に落ちた。

読後、ショートアニメを見たような気分になる一冊だ。


https://www.dailyhappy.jp/parent-child/%e7%b5%b5%e6%9c%ac%e3%80%8e%e3%81%97%e3%81%9a%e3%81%8f%e3%81%ae%e5%86%92%e9%99%ba%e3%80%8f%e3%81%8b%e3%82%89%e3%81%bf%e3%82%8b%e6%84%9f%e6%83%85%e3%81%a8%e3%81%ae%e9%96%a2%e4%bf%82%ef%bc%9c%e6%84%9f/ 【絵本『しずくの冒険』からみる感情との関係<感情が心体(スピリット・マインド・ボディー)に与える影響>】 より

感情ってどんなものだと感じていますか?

昨晩、3女が絵本を読んでほしいというので、、、まっていると、、、持ってきた本が、

『しずくのぼうけん』でした。 ひさびさぁ〜♡ みなさんは読んだ事がありますか?

名著です(^^)。

しずくのぼうけん

この絵本の中では、まさしく『しずく』が冒険をします。

その冒険の過程で、汚れたり、水蒸気になったり、どろどろになったり、氷になったり、

いろいろなものになります。

そして、バケツの中、まどわくのつらら、川の中、土の中、下水の中、海の中、雲の中に行ったり、、、雨にもなります。いろいろなところに移ろいます、ゆらぎます。

最後は、氷柱になって、、、春になるのを待つそうです(笑)

この絵本を子供に読みながら、、、、実は、、、このしずくちゃんが感情の状態に似ているなぁ〜と思いました。

感情って、実は、『水』のようなものなんです。

なので、汚れます、色が変わります、粘度も変わります、手触りも変わります、形も変わります、温度も変わります、重さも変わります。

絵本の中で、汚れたしずくは、汚れた自分をキレイにする為に、いろいろな所に訪れるんですが、、、

クリーニング屋、お医者さん、、、、そこから、しずくちゃんの冒険がはじまりました。

その冒険の過程から、どうしたら、きれいになるのか、どうするといいかというのを学んでいるようでした。まぁ、ぶっちゃけ、感情もそんなものです。

ある程度、クリーニングが進めば、自分で処理が出来ます。

ただ、、、ほとんどの人は、この感情の処理の仕方が分からないんですよね。

感情の処理の仕方・解消の仕方が分からないから、不安になるんです。

そもそも、感情は、この三次元界で生きている上で、必ず出てくるものです。

そぉー究極言うとトイレといっしょよ。あかちゃんのころは、お漏らしするたびに泣いてたりしたでしょ?小さい時は、お母さんに一緒についていってもらったでしょ?

小さい時は、お漏らししちゃったりしたでしょ?今、一人で出来ませんか?(笑)

まだ、たまに、三女はトイレについていってと言いますが、、、長女は、入って来ないでと言います(^^;。感情の処理もある程度軽減した上で(感情・感覚・感性の回路がある程度開いてきたら)、自分で処理出来るようになります。

そうしているうちに、絵本のしずくちゃんのように、感情の処理も出来るようになって、

いろいろな所に冒険が出来るようになるのよねぇ〜(^^)。

言いたい事を言わないで我慢する、やりたい事を我慢する、そうしているうちに、

どんどん感情エネルギーは肥大化していきます。

対外的には、逆に、肥大化すればするほど、更に、言いたい事が言えなくなり、更に、やりたい事が分からなくなり、自分自身から逃げたくなります。

どんどん逃げているんですが、、、どんどん感情が肥大していくとやがて逃げられなくなっていきます。

更に溜め込んでいくと、、、、、自分の中心が見えなくなって、、、自分が分からなくなって、、、言いたい事・やりたい事自体も分からなくなっていきます。

感情は『水』のようなものだといいました。

上のような状態の時の感情は、『水』のような状態としてとらえると、、、

まさしく、きたなく・ヘドロのようになっているかもしれません。

この汚れた状態の感情のエネルギーが、移ろい行きます。

そうです。

感情のエネルギーが、身体のエネルギー中を移ろい行きながら、どんどん身体のエネルギーの内部を汚していくんです。

感情は水のような物ですが、、、そうじゃないエネルギー体もあります。

それが、ボディー(物質的身体)であり、マインド(心)であり、スピリッツ(精神)なんですね。

まぁ、家中汚されているような物です。

ここが汚れた状態になっていくと、、、いろいろな回路が閉じていきます。

そして、その状態がしばらく続くと、、、、それが定常化していくんですねぇ〜。

今の日本で生活している方の、大半の人は、この状態になっています。

こうなっちゃうと、、、私は何がしたいか分からない、、、という状態になるんですね。

でも、、、変えられます。

ちなみに、波動医学としてどうみるかとか、LDMに当てはめるとどんな感じか、、、

というのは今回は割愛しています。

しっかし、、、今回、絵本の素晴らしさを感じました。

こういった読み方をすると奥が深いわぁ、、、、、。

なんか、絵本書くのもいいかなと思ったのでした(^^)。

そういえば、NHKでシャキーンという番組が朝やっているんですけど、

昔、あやめちゃんという子どもが出ている頃の歌に、

『みずのたび』って歌がありました。

『水の子はたびぃ〜をする♪海がママ♪雲がパパ♪』

うぅ〜ん懐かしいわぁ〜♡子どもたち大好きでした♡

『みずのこ』は、海から生まれて、いろいろなことを体験して、世の中に影響を与えて、また、海にかえるって、歌の中で言ってます。私たちと一緒ですね♡

あなたのかかえている感情は、、、いまのあなたの象徴なのかもしれませんね♡


https://mi-te.kumon.ne.jp/contents/article/11-2710/ 【変化する水の不思議を描いた冒険物語】より

今回ご紹介するのは、1965年にポーランドで生まれた絵本『しずくのぼうけん』です。日本での初版は1969年。世界傑作絵本シリーズの一冊として愛されてきました。

しずくのぼうけん 作:マリア・テルリコフスカ 絵:ボフダン・ブテンコ

訳:うちだ りさこ (福音館書店)

バケツからぴしゃんと飛び出した、小さなしずく。裏庭から始まって、クリーニング店や病院、雲の上から地面へと、大冒険を続けます。汚れてしまったり、消えそうになったり、氷になったり…次はいったいどうなるの!?

見開き

水は冷やすと氷になり、熱を加えると水に戻ります。そしてさらに熱を加えると水蒸気へと変化します。固体・液体・気体という3つの状態に変化する水の性質を、かわいらしいイラストと冒険仕立てのストーリーでわかりやすく描いた一冊です。

あえてジャンル分けするのであれば、科学絵本に分類されるのでしょうが、この絵本の魅力は、科学なんてまるで関係なしに、冒険物語としても楽しめるところにあります。

主人公のしずくは点と線だけでシンプルに描かれていますが、困ったり驚いたり笑ったりと、実に表情豊か。手足の動きも絶妙で、しずくがそれぞれのシーンでどんな思いをしているのかが、とてもよく伝わってきます。ほこりだらけになってクリーニング店に行ったり、病院で煮沸されそうになったり、下着と一緒に洗濯機でぐるぐる回されたりと、ドタバタの展開もユーモアたっぷり。楽しみながら水の三態について学べる、一石二鳥の絵本です。

<ミーテ会員さんのお声>

簡単でかわいらしい絵本ですが、水の変化がイメージでつかめていい本だなぁと思いました。「なんで雨が降るの?」「なんで氷が解けると水になるの?」など、最近の娘のなんでなんで攻撃にピッタリでした!(3歳1か月の女の子のママ)

日本語版の翻訳は、『てぶくろ』の翻訳も手がけられた内田莉莎子さん。やや長めの文章ではありますが、リズミカルな訳文のおかげで、テンポよく読み進めることができます。タイトルや本文のレタリングは、『ぐるんぱのようちえん』の絵でおなじみの堀内誠一さんによるもの。ちょっぴりレトロな風合いの文字が、ボフダン・ブテンコさんの絵とぴったりマッチしています。

この絵本を読めば、雨の日だって「しずくが空から戻ってきたね!」と楽しい気分になれそうですね♪