『ワンダーウーマン 1984』 感想
こんにちは。
更新まで間が空いてすみません……とかそういうレベルじゃないのでやめておきますね。
早速本題に入ります。
DCさんから12月16日のプレミア試写会に呼んでいただけたので、観てきました。
『ワンダーウーマン 1984』
当然ながらものすごくものすごくワクワクして、ものすごくものすごく緊張していました。ひとまず鑑賞を終えて真っ先に感じたのは、
『愛、これはとてつもない愛だ』
です。いつも言ってる。でも、これしかない。
愛が大爆発して、「些細なことは気にすんな!いいから呑まれろ!!」
ですべてを呑み込んでゆく、すごい愛でした。
愛しか言ってないけどそう、愛なんです。
書いてる今も涙が出そう。
細かい部分でちょっと仕上げが大雑把かなってところは確かにあります。
スマートで無駄のない、洗練された映画が好みの人はそういうのちょいちょい気になるかもしれない。あんまりかっこよくないスローモーションのシーンがあったりもする。
でも。でもね。
今作は間違いなく私が見たかったワンダーウーマンをたくさん見せてくれました。
前半パートには懐かしいダイアナがいっぱい詰まっていて、後半には大人になってから初めて持つことができた視点と感情でダイアナを体験した。
なにより、最後の戦いは紛れもなくワンダーウーマンでした。
あれがワンダーウーマンの戦いなんです。
素晴らしかったです。
それとチーターの初実写化。ものすごく良かった。ほんっとうに良かった。
もちろん映画用にアレンジはされてるけど、彼女の本質をしっかり体現している大成功の実写化です。
みんなチーターを好きになってほしい。
そして邦訳出てるイヤーワンもザ・ライズも読んで欲しい。
いまは他のことは何も言いません。ぜひ観てください。
映画としての評価はよくある良作、ぐらいなのかもしれない。
もしかしたら大傑作なのかも。
でもそういうのはいいんだ。
かならず。胸に刺さる場面があると思います。
脳で脚本と演出のクオリティを味わうというより、感情で感情を味わう映画です。
もちろん脚本と演出のクオリティが低いという意味ではありません。
役者のみなさんが、ほんとうにすごいんです。
何よりも、私にとってはほんとうに愛の詰まった、大切な映画になりました。
好きなヒーローがこういう形で実写化されるの、すごく幸せなことだと思う。
これからも大切に、何度も観ていきたいと思います。
パティ監督、本当にありがとうございました。