頭のよい子を育てる食育③
今回は、頭を良くする栄養素を
まとめたいと思います!
★IQを上げる『DHA』★
IQアップと立役者となるのが脂肪。
脂肪は、脳には重要な栄養素。
ただし、脂肪なら何でも良いわけではない。
脳によいと言われているのは、植物や魚に由来する"不飽和脂肪酸"
(動物性脂肪に含まれる物は、飽和脂肪酸)
中でも、n-3系に属する脂質の
DHA ドコサヘキサエン酸
EPA エイコサペンタエン酸
この二つには、脳の機能を高めて神経回路の流れをスムーズにする働きがある。
流れが良ければより多くの情報を伝達できる。
DHAはビタミンB群と一緒に取って、初めて役に立つ!
魚にはビタミンB群も含まれている。
イワシやサンマは内臓も食べれるのが良い。内臓には、ビタミンDも多く含む。ビタミンDは、神経細胞の情報伝達を促し、カルシウム吸収を助ける栄養素。
また、魚にはストレスを軽減させる効果もある。
DHAを多く含む食品
鯖、さんま、マグロ、鮭、ぶり、
イワシ、ハマチ、カツオ、あなご、
オイルサーディン、ししゃも、
スモークサーモン、イクラ、
たらこ、かまぼこ、魚肉ソーセージ
魚は皮も食べよう!
ホイル蒸しにして煮汁も食べるなど、工夫しよう。
魚の缶詰も◎
調理のとき、リノール酸の入ったサラダ油は、DHAと働きを相殺するので、生のまま使うならオメガ3系のアマニ油やエゴマ油、加熱にはオメガ9系のオリーブオイルを使う。
★頭の回転を上げる『乳酸菌』★
腸内環境を整えれば、頭の回転が速くなる。
腸は第二の脳と言われており、腸にも多くの神経細胞が存在する。
脳と腸には相互作用もあり、旅行で環境が変わると便秘になったり、テスト前に緊張でお腹が痛くなるのは、脳と腸に深いつながりがある証拠。
どうやって腸内環境を整えるかというと、消化吸収に有効な菌を腸内に増やすこと!
その代表が乳酸菌。
漬け物は乳酸菌の宝庫!!
ぬか漬け、たくあん、キムチなど。
ちゃーはんなどにすれば量も取れる。
日本人に合うのは、植物性のもの。
しかし、手軽さではヨーグルト。
母と子は会う乳酸菌が同じだから、母親が色々試して見つけるのが良い。
※見つけ方は、1週間食べて、お腹の調子が良ければ合っている。
つづく…