アーティスト活動のコモディティ化
2016.09.06 13:06
アーティストの音楽活動を見ていると、コモディティ化が目立って来ている様に思います。
アーティストが新規参入しやすい時代
レコーディングが簡単に出来たり、ウェブを通して音楽配信が出来たり、便利になったことで、音楽活動がしやすくなりました。今や誰でも明日からアーティストになれる時代。新規参入しやすくなったと言えるでしょう。対して需要は伸びている訳ではない。アーティストはあれやこれやと手をつけて、様々な方法にチャレンジ。それもやり尽くされている感が蔓延し、、アーティストの活動自体に個性がなくなって来ている様に感じます。
CD売り上げ目標、ワンマンライブ意味ある?
CD売り上げ目標を掲げ達成してみたり、ワンマンライブをやってみたり、ツイキャス配信してみたり、よくある光景です。みんなやってます。それ本当に意味あるのかな?
伝えたいことは何?
あなたの伝えたい事は何でしょう?原点に戻って考えてみてください。伝えたい事が明確にあれば、それをどうすれば1番伝わりやすいかを考えて作詞作曲を行い、レコーディングし、ミックスを行う。そして1番伝わりやすい形でライブ、宣伝活動を行えばいい訳です。
伝えたい事を伝えるのにワンマンは必要?CD売り上げ目標は必要?
表題の通り、安易にワンマンライブやCD売り上げ目標を設定するのではなく、あなたが伝えたい事に必要かどうかを考えることで、自然とあなたの活動はコモディティ化から抜け出し、個性豊かな活動へと変化してゆくでしょう。