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【有料メルマガのご案内】「宇田川敬介の日本の裏側の見えない話」 第43話 激動の令和二年と次の展開 1 今年コロナウイルス禍の陰で起きたことは何か

2020.12.20 00:41

【有料メルマガのご案内】「宇田川敬介の日本の裏側の見えない話」

第43話 激動の令和二年と次の展開

1 今年コロナウイルス禍の陰で起きたことは何か



<今日は第43話の第1回なので、全文を掲載いたします>

 第43話では、今年の総括と来年以降(来年だけとは限らない)内容を見てゆこうと思います。

今年、令和2年、西暦で言えば2020年、実に「何もなかった」一年ではなかったかと思います。

皆さんの考えの中でも「今年は何もしないうちに一年が終わっちゃったなあ」と思っている人が少なくないのではないでしょうか。

しかし、実際のところ、日本ではコロナウイルスの事しか報道されていないのですし、外国でもそのような感じがあったのですが、しかし、その陰で様々なことが大きく動いた年であると思います。

主なものを挙げてみましょう。

まずは1月にアメリカ軍がイランのイスラム革命防衛隊のゴドス軍司令官スレイマニ少将を無人攻撃機で殺害しました。

このことによって、アメリカ軍とイランは一時戦争になるのではないかという危機感があったとされています。

それに伴って様々な被害があったこともありますし、また、ホルムズ海峡などでタンカーに対するテロが激しくなったのもこの後です。

対立といえば、台湾の蔡英文総統が再選され中国の習近平国家主席との間の対立が深まったのも、また、イギリスがブレグジットを決めてEUとの対立が深まったのも今年です。

このように考えてみれば、様々な国がそれまでの潜在的な対立を顕在化させてきたということが見えてくるのではないかという気がしますね。

一方井でアフガニスタンのタリバンとアメリカの和平交渉が始まったのも今年の2月です。

昨年の12月医師の中村哲さんが襲撃されて命を落とし、その後すぐに、話芸に合意したということになります。

アメリカの黒人の死亡にアメリカの大統領選挙、この辺は記憶に新しいところでしょう。

コロナウイルスで、様々なことがあっても、中国はインドでカシミール地方をめぐって「殴り合いのけんか」をしましたし、秋にはアゼルバイジャンとアルメニアが戦争をしています。

その中国は香港に「国家安全治安維持法」を施行し、民主派を次々と逮捕し、言論の自由を失わせています。

しかし、コロナウイルスによって、これらの内容に国際的な抗議が届かない、マスコミが全く機能しない状態になってしまっているのです。

世界のマスコミはコロナウイルスによって、自国の政権批判を強め、そのために中国などの人権に関する内容が全く見えなくなってしまっています。

マスコミで言えば、コロナウイルスで業績が悪化するスポンサー企業に代わり、コロナウイルスでもスポンサーになる中国や韓国系の企業またはその国営企業などの出先機関のスポンサードを強めています。

そのようなマスコミの影響を受け、今年のうちに安倍晋三とトランプ大統領が首相と大統領の座から降りることになったのです。

 このほかにも、様々な事件が起きています。

さて、このようにさまざまなことが起きているのですが、来年以降に持ち越され、深い影響のあることが多く起きています。

アメリカ大統領の交代は、今後4年間で大きく変わると思いますし、香港の民主化の動きが止まったことは今後の中国の政治と国民の関係が大きく変わると思います。

当然に、中国派国内の問題が解決し「足枷」がなくなれば、覇権主義として大きく出てくるでしょう。

台湾のように対立が深い処に先に出てくることが予想されます。

「今の香港は明日の台湾、そして明後日の日本」といわれていますが、実際のところはどうなのでしょうか。

一方、日本の政治はといえば、全く方向性が見えません。

今年の9月になって安倍内閣が体調を理由に退陣し、菅内閣になりました。

もちろん総裁選では様々なことがありましたが、それでもなんとなく菅内閣には「安倍内閣の継承」ということで期待がありました。

もちろんコロナウイルス対策に関して様々言われていますが、それ以上に外交や対中国問題などで、ほとんどなにをやっているかわからないような状況です。

閣内不一致という、今ではあまり言われない言葉になりましたが、まさにその閣内不一致が発生して内閣に足並みがそろっていないように見えます。

このように考えると、様々な問題が発生しているような感じがします。

さて、このように見てみると、「今年コロナウイルス禍の陰で起きたこと」はいったい何でしょうか。

今回は第43話の初めなのでが、結論から言えば「主要プレイヤーの交代」が起きたのではないでしょうか。

簡単に見てみましょう。

日本では安倍首相から、菅首相に代わりました。

これは安倍首相の体調によるものでしたが、しかし、どうもそれだけではないような感じもします。

もちろん自民党から立憲民主党などへのプレイヤーの変更があったわけではありませんが、ちょっとマニアックな内容で見れば、官邸が今井秘書官などの経済産業省出身商工族から、杉田補佐官のような警察官僚支配に変わったということができるのかもしれません。

これは経済対策から管理社会への意向ということを意味しています。

一方アメリカでもトランプ大統領からバイデン氏への交代が言われています。

選挙の結果によるもので、日本でも様々言われていますが、実際に選挙権のない我々が行って何とかなるものではありません。

これも少し考えれば「共和党」から「民主党」への変更、そして中国との対立から世界協調派への変更ということになります。

これは日米だけではありません。

北朝鮮も、未確認なところはありますが、その主導権が金正恩委員長から金与正第一部長に代わっているのではないでしょうか。

一方、ロシアや中国は全く変わらず、そのままプーチンや習近平が「終身国家主席」への道を可能にするように憲法を改正しつつあります。

まだ数年に一度選挙で選びなおすこと人していますが、それでも回数制限をなくすなどのことになっています。

そして、反対する民主派をつぶすようになってきているのです。

このようにプレイヤーの変更が様々な場所で起きており、そのプレイヤーが今後どのようにするのかということが今後の大きな内容になってゆくのではないでしょうか。

このように「コロナウイルス禍」があっても、それ以外のところが動いているということになります。

このような「変化」から、我々は今後の方向性を導いてないが起きるのかを見てゆかなければなりません。

そして、それは方向性を示すだけではなく、その方向性から、ある程度の幅をもって予想をし、そしてその様相に対して備えなければならないのです。

さて、次回からその内容を予想し、そしてどのように備えるべきかを見てゆくことにしましょう。

まずは「コロナウイルスとは何をもたらしたのか」という今年の起きたことを見てゆくことから始めたいと思います。

今回は少しいつもより短いですが、全体の道しるべとして読んでいただければと思います。


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